たナか さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
出来損ないの監督はメジャー作品から追放されたのでなろうを作ることにした
なろうです!!!!
まあそれはいいのですが。
これのなにがひどいのかっていうと、原作小説→コミカライズ→アニメと順当に激しく劣化しているところ。原作小説はビジネスとして「いつものやつ」をやっているので「イキリガー!ハーレムガー!」とか言ってもしょうがない。「いつものやつ」が求められるフィールドで「いつものやつ」をやってるだけだから。
漫画版もたいがい酷くて1巻時点では絵も下手でコマとコマが繋がっておらずに唐突感がものすごい。後の方では絵は上手くなってくるが、構成がイマイチなのは相変わらず。(サンプル部分しか読んでないけど)。ここまで酷いのならさぞかし…と思って怖いもの見たさでついでになろうをチラ見したのだが…原作小説が一番まともで劣化が凄まじいレベルだった。
小説はもちろんまごうことなき「いつものやつ」なので内容自体の評価はできないが、地の文での説明描写があるので話は一応繋がってる。アニメで「は?」ってなる部分もきちんと説明がされていた。アニメ見た後で読めば「あーなるほどそういうことね」と納得感や整合性のある描写。今のなろう作家は売れないプロばかりなので最悪でも破綻はしてないっぽい。漫画やアニメではそこをすっ飛ばして起きたイベントをなぞってるだけなのでブツ切りパッチワーク感がものすごいことになってる。しかしアニメで地の文の説明をブツブツモノローグでやるわけにもいかない。きちんと作る気があるなら分解して再構築せねばならず、小遣い稼ぎの糊口シノギなろうアニメなんかにそこまで手をかけてられねえよって感じかな。
なろうとはいえあまりにも作者を馬鹿にしすぎと思えば監督はかのかり、現実主義者、てんぷるの人だった。これらも作者が侮辱罪で訴えていいレベルで劣化させていたので初めから真面目にやる気はないのでしょう。メジャー雑誌掲載作品よりなろうの方が被害が少なくて済むとかそういうはなしではない。魔王様リトライの続編は楽しみだったのにこいつなのかよ。
中身ではなく制作姿勢の評価で1とします。