タック二階堂 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
外野がいらんことして失敗した典型的なケース。
詳細は公式でも。
テレコム・アニメーションフィルム制作のアニメオリジナル作品です。監督は「フニャチンドラゴン」の方。キャラ原案が「ツルモク独身寮」の窪之内英策さんです。
おっと、これはまた変なアニメが始まりましたよ。
前期「ブレイバーン」とは違ったベクトルで、ワケがわからない作風。
ただ、随所に高橋留美子巨匠の「めぞん一刻」をオマージュしている印象。まずもって、アパートの外観がそっくり。で、住人のキャラがシンクロする感じ(四谷さんっぽい謎のサラリーマン風の男とか)。で、極めつけは美しい管理人さん。
いや、だって「未亡人(ミボー人)」とか言ってるんだもんw
壊滅的に料理下手な管理人さんに代わり、朝食付きのアパートでご飯を作る若きシェフが主人公を中心としたトンデモコメディ…のようですね。
ま、作画もキレイだし、新妻の内田真礼さんCVの管理人さんもかわいいしで、観続けてもいいかなという感じです。
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
いやいや、そうなる?wwwww
「最終回で全部いただきます」のコピーの前哨戦といったところかな。
とにかく全編を通じて「変なアニメ」。
前期「勇気爆発バーンブレイバーン」と違ったベクトルで、いろいろイカれてるアニメです。
かなり好きですw
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
コメディというか、奇想天外っぷりや醸し出すレトロな雰囲気、窪之内英策氏の原案キャラなど、アニメの面白さをアニメーションで表現してくれた作品でした。
それだけに!
広報担当、いわゆる外野の余計な動きのせいで、かえって視聴者が白けて相手にされなかったのが残念でなりません。
始まる前からキービジュアルに「最終回で全部いただきます」というコピーを打ち、ハードルを高く設定してスタート。
最終回直前にはTwitterで「覇権を取りたかった… これは宣伝チームの力不足…応援していただいている皆様、誠に申し訳ございません」のツイート。何を言ってるの? こんなことを公式がツイートするとか常軌を逸しているでしょ…
で、結局は最終話、普通にハッピーエンドでしたよね?
何も意外性がない。いや、余計な煽りがなければ「いい話だったナー」で終われたじゃん。どうして、そういう余計なことするかなぁ…
50年以上の歴史を持つ老舗のテレコム・アニメーションフィルムが、なんでこんな迂闊なことをしますかね。
以上。最終回で全然いただかれなかった僕がお送りしました。
{/netabare}