タイラーオースティン さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
劇場版でも冴え渡ったギャグは健在でした
テレビアニメ同様にギャグの冴えは抜群でしかも、それが息切れすることなく、全編通して安定しておりました。恐らく、本作の成功がめぐみん主人公のスピンオフがアニメ化される一因になったと思われるのですが、本作を観て改めてカズマのギャグ面での貢献度の高さ。モテ期到来からのオーク達に追われて心に傷を負うところといい、めぐみんとの掛け合い、それからなんといっても魔王幹部のシルビアとの掛け合いといい、要所で笑えるシーンを生み出しているから凄い。それにしてもテレビアニメ本編ではちょっとウザキャラな感じなのに本作では名前だけの登場で笑いを取っていたミツルギ(カズマのお陰によるところが大きいですが)が個人的にツボでしたね。
ただ、これは致し方ないですが、紅魔の里の面々が流石にキャラが多めでほぼ全員を把握するのは難しいため後発の作品ながら、めぐみん主人公のスピンオフを先に観ておくといいかもしれません。
総じてテレビアニメを楽しめた人なら観ておいて損はない作品だったと思います。