退会済のユーザー さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
臥虎蔵龍
【個人的殿堂入り作品】
この世界の誰一人、見たことがないものがある。
それは優しくて、とても甘い。
多分、見ることができたなら、誰もがそれを欲しがるはずだ。
だからこそ、世界はそれを隠したのだ。
そう簡単に手に入れられないように。
だけどいつかは、誰かが見つける。
手に入れるべきたった一人が、ちゃんとそれを見つけられる。
そういうふうにできている。
見ることができないものを見つけるにはどうしたらいいのだろう。
それにはまずはそれがあると信じる心が必要だ。
次にそれに向かって一歩踏み出す勇気。
もしかしたらそうすることで今の安定が崩れてしまうかもしれない。
たとえその安定が皆が自分の気持ちを隠した偽ものであっても不安定は誰でも怖い。
だからそうした覚悟のあるものが、『それを手に入れるべきたった一人』なのだろう。
世界とはそういうもの。
きっとそういうふうにできている。
【視聴メモ】
臥虎蔵龍とは「伏せていても虎、隠れていても龍」、つまり「隠し切れない才能」という意味。
この作品で隠しきれなかったのは大河と竜児の相手を思う気持ち。
そしてそれに誰よりも早く気付いたのが亜美ちゃん。
その亜美ちゃんの舵取りによってストーリーは段々とシリアスになっていく。
優しくて甘いものを手に入れる為には、厳しくて苦い思いもしないといけないということか。
駆け落ちの辺りは少し展開が唐突な感じもしたが、終わってみれば文句なし。
笑いあり、涙ありの稀代の名作といっていい。
【各話評価:平均7.00点】
1→25
神神☆☆☆神神☆☆◎☆◎神☆◎神◎◎神☆☆◎☆◎神
【神回】
第1話「虎と竜」
とりあえず大河が可愛いのだが、初回から本当にテンポが良くて面白い。
第2話「竜児と大河」
相変わらず大河が可愛いのだが、竜児がいいヤツで泣けてくる。
第6話「ほんとの自分」
とにかく大河が可愛いのだが、黒い亜美ちゃん最高!
第7話「プールびらき」
大河は可愛く・・・色々と可笑しいw
第13話「大橋高校文化祭【後編】」
大河(可愛い)を思う竜児やみのりんの気持ちに泣けてくる。
第16話「踏みだす一歩」
この回の大河は可愛いというより漢だ!
第19話「聖夜祭」
大河は可愛い・・・そして切ない・・・。
第25話「とらドラ!」
24話の展開はどうかと思ったけど、最後は上手くまとめた・・・そして最後まで大河は可愛かった^^