ももも さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
長い回想のような、ジャズに魅入られた少年の青春ストーリー
アマプラに来てたので鑑賞。
原作未読。まっさらな状態で見ました。
ただ、「原作がある」ということだけは知ってた。
主人公は「努力の天才型」かつ「情熱は人一倍」で、故に唯一無二のようなサックス奏者。
物語は高校を卒業した主人公がサックス一本を抱えて夢とともに上京し、半ば強引にバンドを組んで{netabare}有名クラブでのショーを成功させるところ{/netabare}までが描かれます。
ポジティブでめげることを知らず、熱意のすべてを練習に捧げてきた主人公はある意味最初から完成されており、物語はどちらかと言えば、二人のバンドメンバーの成長とともに進んでいきます。
途中でインタビューのような形式で「中年になったかつての仲間」が、きっと今では世界的なサックス奏者になっているであろう主人公について語るシーンが挟まれます。
また、映画の二時間枠に収めるためか、週刊連載だったらあるであろう「間」とか「引き」があまり見られません。
良くも悪くも、全体的に身(話の展開)がぎゅっと詰まっています。
上記の特徴から、ややダイジェスト感があった気がするのは否めないかも。
(原作通りだったらすみません)
それでも、青春の熱で突っ走っていくような前半は面白かったです。
ただ、テンポが良すぎるせいで特に{netabare}ピアニストのユキノリの下りは、物語の悲劇的スパイスとして{/netabare}出来過ぎ感があったかも…。
ちょいちょいいいな、と思えるシーンがあるので、最後まで見ることは出来ました。
強いて言えば演奏シーンの凄さを表現するのに観客の表情を使って何度も写したり、音楽の世界に誘う?ような謎エフェクトを多用したりするのはちょっと冷める瞬間があったかも?
曲は詳しくないですが良かったです。
もし自分の想像通り大分圧縮して映画になってるんだとしたら、普通に間を潤沢に使ってTVアニメ化したほうがあってたんじゃないかなぁって気はしました。
総じておもしろかったけどストレートすぎてなんか言いたくなる、そんな感じでした。