テナ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
裏ボスvs魔王
ゲームの悪役令嬢でもありラスボスであり黒髪や闇魔法が不吉と言われていたユミエラに転生してしまった女子大生は、ユミエラとして自分の身を案じてゲーム知識を駆使してダンジョンに篭り数年…彼女は世界最強のレベル99まで成長するも王立学院のレベル測定で不正だと疑われて……
最初はゲームの主人公、アリシア目線で始まるのがこの作品のポイントですね。
後半はユミエラパートになります。
これ、アリシア側の攻略対象のエドウィン、ウィリアム、オズワルド、この三人は確かにゲームの攻略対象だからこそのイケメンだけど、ユミエラ側から見たらこんな悪役坊っちゃん達に見えるのはなぜ?なーぜ?なーぜ?
アリシア側でキラキラした彼らを見て直様2話を見ていただきたい。
普段キラキラした乙女ゲームメインキャラなのに人間の汚い部分を見せられている感覚に見えるのが不思議ですww
あくまでコレは私の感じたイメージですw
ユミエラの立ち回りも面白すぎるてww
素振りとかもそうだし、全力の魔法ブラックホールwwwユミエラパンチww
魔物を呼ぶ笛の連続使用などw
後、ユミエラは凄く優しい女の子なんだけど、その気遣いや優しさが逆効果になったりvsパトリックもギャグみたいな模擬演習になったりするくらいの強さも良い味出してますねw
後、現ユミエラがゲームの中の悪役令嬢のユミエラが何故闇堕ちしたのかを考え理解しようと悪役令嬢ユミエラ、彼女の気持ちを考えるシーンが素敵だと思いました。
確かに考えても仕方ない事かもしれないけど、人の気持ちを考える事は大切な事だと思いましたね。
ゲームの中のユミエラを現ユミエラが想像してるのを見てるとゲームの中のユミエラが凄く可愛そうに感じますよね。
味方が何処にもいないとなると闇落ちもしちゃうよね..…
けど、そのユミエラの想像を理解して力強く共感して聞いてくれるパトリックも人の気持ちにしっかり向き合える優しい人なんでしょうね。
後、アリシアがユミエラに謝罪してきた時にユミエラがアリシアの勇気を理解して心に寄り寄り添おうとする姿が本当に優しい子だなぁーと感じました。
で、パトリックがユミエラを偏見の眼で見なかったり、自分の立場を気にせず呼び捨てや敬語は無しで対等な立場でいいと接してくれてるのがいいですね。
パトリックも本当にいい人ですね。
ユミエラに寄り添ってくれる数少ない人で、ユミエラもそんなパトリックに少しずつ惹かれているのもいいですね。
ただ、少しお硬い考え方がたまに傷かなww
後、ユミエラの魔法を怖がり過ぎなのもねw
ユミエラを信じてあげて欲しいですw
ユミエラはお城に招かれたけど、まぁ〜腹の内は解らないけど…
悪い様にはならなかったし、王妃様からエドウィンと結婚話を持ちかけられるも即答て否定ww
絶対嫌だよ……あんな意地悪王子…
ただ、王妃はユミエラの事をしっかり考えてくれてるのは感じられましたね。
逆に、エドウィンは本当に馬鹿ですね…
一部の人しか知らない「魔王復活」をクラスで堂々と……
なんか、こんな残念な攻略対象相手にゲームをするプレイヤーがなんか可哀想になるレベルの王子様
エレノーラが面白いですねww
エレノーラってもしかしたら本当の友達が欲しかったのかな?って感じました。
爵位とかがある世界じゃん?
友達って対等な物であるはずなんですよね。
けど、そう言う爵位があるから敬語になってしまったりとか、周りは発言一つでも気を遣って言えなかったりするんじゃないかな?
なんか、堅苦しいよね。
ふざけ合ったりとか出来ないんじゃないかな?
そう考えたら、同年代だからとか趣味が合うからとか、私達が作る交流関係とはまだ違う物で、エレノーラはそうした爵位や家柄でしか繋がってない友達ってのが寂しくも感じでたんじゃないかな?
そこをいくと、ユミエラはエレノーラに遠慮なくバンバン答えてくれる気兼ねない関係が逆に素敵に感じて懐いたんじゃないかな?って思いました。
後、EDの「好きがレベチ」では主人公ユミエラとゲーム主人公アリシアよりも目立つのも可愛らしいエレノーラさんですねw
ユミエラがドラゴンを孵す話も面白いですね。
ドラゴンの名前はリュウですね。
ドラゴン可愛いですねww
なんか、最初は少し可愛いとはまた違うきがしましたが見てると愛着が出てくる可愛さがありますねw
一晩で成長が早すぎるw
皆んなと遊ばそうとすると怪獣映画ぽくなってるwww
後、若干、パトリックとユミエラ恋愛観がすれ違い気味になるのは面白いですねww
ユミエラが自分の恋心に気づくも一晩で勘違いだと思い直すのもねww
私も自分の事を世界を取れるレベルで恋に鈍感だと想ってるけど、私以上に鈍感ですね。
ただ、このユミエラ、ちょっと私に似てる点がちょくちょくあるんですよねww
割と気持ちや行動に理解出来る場面があるし…
パトリックはユミエラの好きな人を自分よりも強い人だと勘違いして、思い込んで強くなる為にモンスターを倒しにレベル上げをしに行っていたら、ユミエラにDVの彼女(ボロボロになって帰ってくるから)とデートしていると勘違いして勘違いに勘違いを重ねていくのがまた、いい味だしてるww
勘違いの元凶は勿論ユミエラww
エドウィンが謝罪してきたのは意外でした。
これもパトリックの努力の賜物なのですが、やっと乙女ゲームのキャラぽく成長したのかもしれませんね。
にしても、パトリックのユミエラへのイメージが良くないww
アリシアのゲーム強制力を聞いて私は少し心配になりました。
ユミエラはアリシアを見てヒロインも大変だと結論付けをしました。
しかし、私の頭には、ゲームの強制力によりゲームの登場人物が無意識にゲームシナリオに沿って強制的に動かされる。
それが、ゲームの強制力。
ユミエラの黒髪の少年にアドバイスする話は素敵ですね。
多分、他人事に思えなかったのでしょうね。
ただ、ユミエラの話題で友達同士で仲良くなれそうな雰囲気が出来てましたねw
ユミエラの黒髪への差別を無くしたいって目標は素敵ですよね。
ユミエラ自身黒髪で苦労した事もありますし、黒髪を綺麗だと言ってくれるパトリックや黒髪ではなくユミエラ自身を見てくれる人達も沢山居る事を知ったから持てた目標でもあるんだろうなぁ〜
同じ悩みを持つ人にも自分の様に幸せになれる事を知って欲しいんだと思います。
自分も周りに助けられたから次は彼女が手を差し伸べたいと思っているんでしょうね。
ユミエラは暗殺者?に命を狙われていましたがその暗殺者達の雇い主はユミエラの両親でした、簡単に言えば勘違いで娘を殺しにくる両親で、自分の事しか考えておらず、優雅に暮らして周りを見返したいとしか考えて居らず親としては勿論、人てしてもどうなのか…と、私もユミエラと同意見です。
あと、人の幸せを否定したり幸せを決めつける人って私は好きになれませんね。
幸せの価値観を押し付ける両親って本当にユミエラの立場から見たらウザイと思うなぁww
そして、ユミエラはパトリックに告白されます。
私はユミエラによかったね♪と思える反転少し寂しくは感じる部分もあるんですよね。
私は割とユミエラのパトリックの恋愛すれ違いネタが好きだった様で、そうしたやりとりが見えなくなるのは寂しく感じますね。
パトリックの養子編も見たかったww
そして、魔王討伐が始まります。
魔王の話で闇魔法や黒髪が怖がら荒れたり迫害される理由が明かされましたね。
やはり、魔王も呆気ないですねり
ユミエラさん、強いからねww
アリシアがユミエラを刺すのは驚ました。
ゲームの強制力……
私は最初はユミエラが裏ボスとしてのゲームの強制力に支配されそうになるのかと思いましたが、ここもアリシアなんだ……
アリシアを正気に戻る時のユミエラの指示が棒読みwww
やる気あるのか、茶化してるのか、面白がっているのか解らないww
とにかく棒である事は間違えないww
しかも、強引にエドウィンとアリシアをくっつけて、オズワルドとウィリアム引き離すのが最高すぎるww
エドウィンを残したらユミエラが結婚されそうになるからねw
オズワルド&ウィリアムを八つ当たりパワー、エドウィンとアリシアを愛のパワーと勝手に自己完結させて満足そうに棒読みしてるユミエラのこう言う所は面白くて好きw
ただ、このラストの魔王討伐戦をみた時に感じたのは、純粋にアリシアパーティに仲良くユミエラかま混じっているのが嬉しかった。
最初はあんなに敵視全開のアリシア組が今はお互いに認め合い魔王の前に立っているのが1番嬉しかったです。
戦闘BGMが1話のOPなのもいい^ ^
こちらは面白いですね。
物語も面白いし、ユミエラやパトリックも凄く好きになれたキャラです。
ギャグ漫画の様なコメディも面白くクスッと笑える面白さがしっかりあります。
戦闘はユミエラが強すぎて迫力も何も感じませんが物語のテンポの良さが後押しをしてくれて楽しく見える作品かと思います。
続編して欲しいなぁ〜
まだまだ出来そうだしパトリックのレベル上げ編みたいなのないのかなww