Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
新しい冒険の舞台は葵宇宙へ
この作品の原作は未読です。物語の内容に繋がりがあるので、第1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。
「FAIRY TAIL」を生み出した真島ヒロ先生の作品の第2弾ということで、視聴を楽しみにしていたのですが、諸般の事情で視聴がすっかり遅くなってしまいました。
宇宙歴X492年――
無数の人々が宇宙に飛び立ち、星々を巡る時代。
動画配信者B・キューバーのレベッカは、
機械の惑星グランベルで重力を操る能力を持つ少年シキと出会う。
『魔王』と呼ばれた育て親である機械のジギーの教えにより、
何よりも友達を大切にするシキ。
そんなシキと友達となったレベッカは、
外の世界を知らないシキを宇宙への冒険へと連れ出す。
初めての宇宙、初めての景色、初めての人々。
目を輝かせ、これからの冒険に思いを馳せるシキと
仲間たちをめぐる心躍る大宇宙の物語が今、始まる――
公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
第1期のレビューで、私はこの作品に対して圧倒的な既視感と安心感を感じると記載しました。
それは登場人物の多くが「FAIRY TAIL」で活躍した主要キャラと存在や立ち位置が重複しているからです。
ハッピーに至っては、まんま一緒ではありませんか…
まぁ、紆余曲折あって機械の身体になっているので、銃に変形するなどの細部に一部違いはありますけれど。
こうなったら「とある事」が気になりますよね~
そう、間島ヒロ先生の作品には必ずハッピーが出てくる法則があるのでは…と^^;
ググってみると、過去作に「RAVE」という作品があるようです。
流石にハッピーと同一個体のキャラはいないようですが、そもそも「RAVE」という作品を私は未視聴だったみたいです。
2001年から全51話という長編作品のようですが、いつか視聴できるのかな…^^;?
少し脱線してしまいました。
物語の方ですが、宇宙を物語の舞台にしているだけあって壮大です。
壮大ですけど、個人的には「FAIRY TAIL」の延長線上の作品かな…という感覚が否めません。
確かに感動に涙する場面もありますし、痛みだってしっかり感じる作品だと思います。
ですが、これらの感覚は全て「FAIRY TAIL」で味わっています。
だからどうしても「二番煎じ」的にイメージが付き纏ってしまうのだと思います。
むしろ、涙と痛み成分だけ抽出したら「FAIRY TAIL」の方が何倍も濃厚です。
これは、この作品がつまらないと言っているのではありません。
「FAIRY TAIL」があまりにも偉大な作品だったということを改めて認識させて貰いました。
ですが唯一無二の違いがあります。
それはこの作品が未だ完結していないこと…
だから今後の展開次第ではいかようにも化ける可能性が多分に残されていることです。
設定的にはきっとこちらの作品の方が厳しいのだと思います。
対峙する相手は長年同じ釜の飯を食べた仲間です。
それに主人公であるシキに付き従う魔王四煌星だって万全ではありませんでした。
欠けているものが沢山ありますが、きっと少しながら欠けたところを埋めていきながらの冒険になるのでしょう。
昨日の敵は今日の友という、この作品特有の成分もしっかりと補充させて貰いました。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニンブテーマは、西川貴教さんによる「Never say Never」と、Tani Yuukiさんによる「械物」
エンディングテーマは、ASCAさんによる「リンネ」と、ロザリーナさんによる「my star」
2クール全25話の物語でした。
「EDENS ZERO Pocket Galaxy」というゲームは2024年2月末でサービスを終了したようですが、公式サイトには間島ヒロ先生の自作ゲーム「レベッカの機械ノ洋館」という謎解き脱出アドベンチャーゲームが公開されていたので早速ダウンロードしてみました。
時間のある時に是非プレイしてみたいと思いますが…その前に続編です。
未だ続編の情報はありませんが、ここで終わる作品じゃないことだけは分かっているつもりです。
しっかり堪能させて頂きました。
続編の発表を楽しみにしていますね!