ふわり さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
最高の作品だった
京都アニメーションで、大賞をとっただけあって、素晴らしい作品であった。
何度も観て、泣いて感動した。
まずは、ヴァイオレットエバーガーデンの生い立ち。兵器のように育てられ、戦う事のみが、人生になっていた悲しい物語。
兄のディートフリートから、弟のギルベルト・ブーゲンビリアに預け、育てられる。
兄は兵器として使えと、弟に言うが、弟は、一人の女の子として育てたかった。
最後の戦争で、ヴァイオレットエバーガーデンは両手を失い、ギルベルトの消息さえも分からなくなり、本当に悲惨な結末を迎えた。
ヴァイオレットエバーガーデンが、元気になってからも、ギルベルトを探し続けるが見つからない。
しかし、そんな中で、兵士をやめ、後見人の一人となったクラウディアが経営するC.H郵便社にて、自動手記人形として代筆業をすることとなる。
そして、沢山の人に感動を与え、成長をしていく素晴らしい作品であった。
全体的な作品の中では、一般的に、3話と9話が特に印象的と言われているが、個人的には10話の戦争のシーンが印象的である。
戦争で、殺されかけた兵士をヴァイオレットエバーガーデンが助け、何とか生かそうとするが、命を落とす。その結果を家族に、手紙と遺品を持っていき、家族には謝り続けるのだが、家族からは感謝の気持ちを伝えられ、終わる。
また、バックで流れる音楽が素晴らしい。
適材適所で、良い曲が流れ、とても印象を強くしているのも、素晴らしい一面だと思う。
それと、絵が特にきれいだ。
これほど完成された絵は、他に見ない。
今まで見た中で、最高の作品であり、今後も後生の残る素晴らしい作品であると私は思う。