たこす さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
魔法少女リリカルなのは好きな人限定感がある
本作は2000年中盤頃主流だった異世界償還の等身大主人公、ヘタレ主人公とは相反し、主人公無双に近い物である。
2012年以降主人公無双、最強がコンテンツ力を拡充していった中で2011年に放映された本作はある種先駆けであった。
ただ全体的な話として1期は深刻な描写とゆるふわな描写が入交り、どちらの感情で視聴すればよいのか難しいところがあった。
また2期以降はキャラクターに重点を置いており、1期ファンからも賛否両論。
イメージとしてはゼロの使い魔の1期から続編の流れに近いだろう。
魔法少女リリカルなのはを親戚にあたる作品だが製作陣営が似ているだけで特につながりはない。
リリカルなのはにキャラデが似ていることもあり、オリジナルアニメーションの中では放映前より少し注目度があったアニメだ。
2011ねん放送当時の印象としても少し古い印象を受けたが、今から視聴するとなるとノリやテンポ感が時代に合わず、上記作品たちのファンでなければ視聴は難しいだろう。