たくすけ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
癖の強いキャラとぶっ飛んだ設定が病みつきになる。
忍者組織NINとUNの対立を描いたアニメだと思われる。
どいつもこいつも変わった趣向を持っていたり言動がおかしくてそれだけで笑ってしまう。
主人公・九郎のもだしNINもUNも変なキャラばかり。
騒動に関係ない同じアパートの住人や作家のおっさんとか一般人も変わってて面白い。
設定も色々おかしくて透明になるスーツ?や遁という宇宙から発射されるビーム兵器みたいなやつとか忍者ぽくないのだが何故かこういう世界なんだと納得してしまう。
「忍の一時」では忍者らしくないと文句ばかり書いたのだが、作風が違うだけで印象が変わるものですね。
おっさんといっしょというガチの処刑番組はグロいのにぶっ飛んでて笑ってしまうw
くじらさんの声のせいもあったと思うけど。
終盤は2つの学校が舞台のバトルになるが、無関係の生徒が普通に殺されていってびっくり。結構グロい。
そして最終話で九郎が殺されるというまさかの結末。
しかも顔を横に切られるという。
こういう時、首を切って生首持っていく事が多いのにそんな中途半端なとこから切るんかいという。
生死不明のキャラが居たり生き残ってても結局どうなったんだというキャラばかりで中途半端に終わった。
でも九郎の弟の十郎が出てきて続きはあるようなので是非とも制作して欲しいです。
序盤は時間軸が行ったり来たりしてるし、この組織は何なんだという感じで正直なところ話や設定の全貌は把握しきれてません。
でも変わったキャラクターとぶっ飛んだ話のおかげで楽しく見れました。
どこかギャグっぽい展開、でもシリアス。
癖の強いキャラと雰囲気や設定の作り方が上手いと思う。
結構人を選ぶ気がするけどその分受け入れる事ができると、とても楽しめる作品だと思います。
癖が強いキャラにいまいち把握しきれない話は「ドロヘドロ」と通じるものがある。
あれも面白かったなぁ。
真面目に変な事やってるから面白い感。
「忍の一時」は真面目に普通の事をやってたんだなと思いました。