CiRk さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
二度目である必要性
{netabare}
異世界から帰還した主人公がもう一度同じ世界へ召喚される話。
二周目ではなく、二度目なので悪役令嬢モノなどでありがちなやり直し系の類いではない。
タイトルを見た時点で二回目の召喚という設定で面白くしようがあるのか?と思ったけど、予想通り面白くなかった。
インパクトだけの思い付き設定。
ほぼ全て「昔の知り合い」という設定で代用できる。
二度目は幼馴染の夕陽も一緒に召喚されるけど、2話ぐらいの時点で既に数多いヒロインの中の一人と化していて存在感が薄い。
夕陽一人と共に一度目を振り返りながら旅をするみたいな内容ならまだ面白かったのかもしれないけど、本当に空気なもんで。
夕陽に限らず、とりあえずヒロインを増やしたがる昔ながらのハーレムアニメで一人一人の印象は皆無に等しい。
最後は王道アニメのようにヒロイン全員に見せ場があるけれど、印象が薄すぎるせいで全然盛り上がらない。
それに何よりこのアニメの一番つまらなかったところは、変に真面目ぶった雰囲気だったところ。
ストーリーは完全にいつものなろうなのに、コメディ要素等がほぼ皆無でストーリー重視の作品のような空気感で却って退屈さを増していただけだった。
つまらないストーリーをコメディ無しで見せられる苦痛。
OPは好き。
私的評価:32点
私的ベスト回:なし
{/netabare}