CiRk さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 2.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
異能系演劇アニメ
{netabare}
センスと呼ばれる特殊能力を持った少女たちによる演劇モノ。
個々の持つ才能を特殊能力という形で描いている感じで、斬新な設定ではあるけれど、題材と上手く噛み合ってたかと言われると・・・。
なんというか設定が浮いている感じ。
演劇が題材な以上、真面目な作品であるのは確かなはずなのに、センスという設定がシリアス感を削いでいる気がする。
演劇という題材上、結局「うまく演技する」ことが目的だから、「特殊能力」と言っても現実的な範囲に収まってしまっていて、それならわざわざそんな言い回しにする必要ある?才能として描けば良くない?って感じ。
その言い回しがこの作品の安っぽさにつながっている気がする。
基本的に演劇の出来はセンス頼りで努力もあまり感じられない。
スポーツアニメならその特殊能力をさらに磨く、みたいな特殊能力が存在するとした提での努力などが描きやすいけど、演劇となるとそうも描きにくいよねって...。
というか、このアニメセンスという設定を大々的に出している割に主人公の能力以外空気だったし、特殊なのは主人公だけって設定の方が良かった気がするけど、そこはソシャゲアニメだから仕方なかったんだろうか。
話はこれぐらいにして、肝心の演劇パートはどうだったかというと、これもどこか安っぽさを感じる。かげきしょうじょは良かったのに。
声優の演技が悪いってよりは萌え絵と演劇の相性が悪いように感じる。
曲に関してはどれも素晴らしかったかな。
私的評価:47点
私的ベスト回:1話
{/netabare}