くまごろう さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ファミリー向けだけどスパファファンにも楽しめる
視聴完了
120分くらい
ジャンル
日常→派手なアクション
タイトル由来
スパイが,作ったファミリー(家族)
雪国での任務
設定
タイミングは不明だが、作中のどこか。
毎度の説明にはあるが、夫ロイドはスパイ、妻ヨルは暗殺者、子供アーニャは人の心が読める超能力者、犬ボンドは未来が視える。
オペレーションストリクスというロイドの任務のために集められたそれぞれ無関係の人たちが家族となる日常系。
ストーリー展開
イーデンの伝統行事お菓子作りの告知があり、校長が審査員を務め優勝すればステラがもらえる。
一方で本部からコードストリクスを離れ別の任務に就くように命じられたロイド。しかしこれまでの任務の難解さから人に託すことを納得していなかった。
そんな中アーニャから知らされたステラの話により、この状況をひっくり返すためお菓子大会で1位になることを目指し、校長の好物であるとあるお店のメレメレを再現するため雪国に行くことになる。
その列車の中でアーニャが誤って(悪気はないのだがボンドに食べさせられたとも言える)極秘機密が入ったマイクロチップが入ったチョコを食べてしまい、軍隊に狙われることに。
列車の中はヨルの活躍により切り抜けたが、売り切れととある人物の妨害により食べられなかったメレメレを食べるため食材を集めている途中、アーニャが1人になり連れ去られてしまう。それを知ったロイドは1人敵の本拠地である飛行船に乗り込み(ヨルも忍び込んでいる)、それぞれ敵を倒しながら再会。暴走する飛行船を街の向こうの湖に不時着させ、無事メレメレも食べれてハッピーエンド。
と思いきやお菓子作りの授業の日なぜか調理部屋が爆発。大会は延期になり、その日は校長の予定がつかず、副校長が審査員になるということ。
それを聞き次は副校長の好物を食べに、南国の街に行こう!という話で終わり。
ちなみにオペレーションストリクスは次の担当の不倫疑惑が表沙汰になり無事ロイドに戻ってきた。
感想
総評100点
良かった点
アニメと同様に、ストーリー、絵、キャラ、設定
悪かった点
なし
レビュー
最初完全オリジナルと聞いてそんなに期待はしていなかったのだが、大きく上回る素晴らしい作品だった。
設定はアニメ本編を壊さずかつ無理矢理感がないオリジナルストーリーで、作品内のストーリー展開も本編っぽさがあり劇場版ならではの豪華さもある。
映像は映画館で見るというのもあるとは思うがとても綺麗で、キャラクターの良さも十分に出ている。
さらに原作などはロイドの過去やミッション絡みで結構暗い話も出てきて大人向けなのだが、この映画は子供にも楽しめるような作品になっているにも関わらず、大人が見ても楽しい作品だった。
少し残念だったのはトバリとユーリの出番がほんの少ししかなかったこと。あれなら出さなくても良かった気が。
SPY×FAMILYの底力を見た作品だった。