イムラ さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
LGBTQの走りのようなシリーズ
<2024/2/18 初投稿>
原作はGANTZやいぬやしきで有名な奥浩哉さんのデビュー作で、30年くらい前にハマって読んでました。
そのOVAがATXで流れてて、本日初めて見ました。
ちなみに原作漫画はオムニバス形式で、本アニメはその中のエピソードの一つになります。
当時この漫画読んでて衝撃受けましたね。
「変[HEN]」
ノンケのイケメン・鈴木くんが、美少年の佐藤くんに性的な意味で一目惚れ。ひたすら佐藤くんは逃げ続けるという笑。話が進むにつれなぜかどんどん佐藤くんが可愛らしくなっていきました。佐藤藍子主演でドラマ化もされてましたね。
「HEN」
これが本アニメの原作になります。
こちらはこてこての百合。
SEXを楽しむ奔放でめちゃくちゃな美人の吉田ちづるさんが朴訥な田舎少女・山田あずみさんに惚れて〜。
こちらは山田さんが最初は嫌がるものの最後はちゃんと受け入れてましたね
こちらもドラマ化してたはず。
単行本で楽屋での登場人物たちの会話の巻末漫画がありました。そこで吉田さん、山田さんの百合は演技だけど鈴木くんはガチだという設定で笑かされました。
「変/へん」
これは全く趣が異なっていて、ウィルスによる女体化です。
ある日突然家に訪ねてきた美女とエッチしたら、翌朝女になってた。
女体化したら、他の男といたして感染せば男に戻れるというやべえ設定。
これが一番印象深かったなぁ。
絵柄も含めなんか生々しいんですわ
このしりーずは他にも赤い糸のお話とか面白かったです。
ちなみにこのアニメは梅津泰臣参加作品らしく(元々奥浩哉作品でやらしいのですが)更にエロティックに描かれてます。
ただシナリオは原作からかなり変えててあんま面白くなかった。
主役の女子二人の声もびっくりするような棒で困りました。
男性キャラは若い頃の子安さんと石田彰さんなので高品質。