天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シン SFスーパー英雄(?)列伝94
第1作目、メ号作戦において~
ヤマトよ永遠にの感想を書け(おいっ)との敵からの勧告に対し
沖田
「バカめと言ってやれ」
通信士
「は?」
沖田
「バカめだ」
・・・いや、この映画について、素直な感想を書けと言われると(誰も言ってないって 汗)もうこう答えるしかないですね。
当時、人気のブームは過ぎたものの、いまだに安定した人気を誇っていた、宇宙戦艦ヤマト劇場映画3作目です。
タイトルに永遠に(とわに)とうたっていますが、当時自分の周りにはこれで終わると思っている人はいませんでした(おいっ)
まあ、結局次も作られた訳ですが(苦笑)ここで終わっていれば、シリーズとしての評価も、もっと良かったかも知れないです。
確かに作画と音楽は素晴らしく、さすが映画だと思いますし、今回は森雪がヤマトに搭乗せず、古代と離れ離れになるという展開は目新しかったです。
そして、お互いがそれぞれ、別の相手とのロマンス(?)を用意するなど、女性を意識した内容となっているのも、一般客にはポイントでした。
ただ、もう突っ込みだらけの展開に、呆れてしまった自分が(う~ん)
例をあげると
①前回(新たなる旅立ち)せっかく助けたはずの古代守とサーシャを殺してしまう。
②いかに異星人とはいえ、サーシャが1〜2年で地球人の17歳位に成長してしまう。
③新艦長の山南が搭乗→死んでしまう。
④新たなる旅立ちで登場した北野や坂本が出てこない(どこ行った?)
⑤奇襲とはいえ、あっさり地球を占領した強大な敵のはずなのに、ヤマト1隻にやられてしまう展開
⑥しかも、そのヤマトを騙すために本星を地球そっくりに改造してしまうなんて(まあ、ヤマトらしいといえばそうなんですが・・・)
⑦恋敵のアルフォン少尉、一体何のために出てきたのか。雪の態度に心を奪われたとはいえ、暗黒星団帝国の正体と重核子爆弾の起爆装置の解除方法を教えて死んでしまうとは。
⑧困った時の真田さん。敵の爆弾をひと目見ただけで種類を当てるは、起爆装置がどこにあるか言い切ってしまう、そのセリフには感動しか覚えません。
しかし、そこを我慢して見てると結構面白かったりしたんですよ、これが(おいおい)
ホントにそういう意味では、評価の難しい困った作品です。