ninin さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
それでも皆、前を向いて歩んでいく
原作未読 全24話
子供の頃、とても優秀なバイオリニストだった主人公の青野 一(あおの はじめ)はある事情でバイオリンを演奏することを止めていました。中学3年生なった青野は同級生で初心者で必至でバイオリンを練習している秋音 律子(あきね りつこ)に出会い、少しずつバイオリンとかかわっていくことになる青春群像劇です。
メインである登場人物がそれぞれ悩みを抱えていることで、それぞれのぶつかり合いが凄かったですね。
{netabare}
(父親の不倫の件でマスコミが大挙自宅を来襲したり、いじめらている子をかばいいじめられるお話や父親の不倫相手の息子とオーケストラ中で友人でもありライバルだったなど、ライバル心も物凄いものがありました)
{/netabare}
高校生に入ってからのお話が大部分ですが、けして奇麗ごとではない部分も結構描かれています。
演奏は良いのですが、人物の描き方が非常にブレることが多く、CGも一昔前の感じして、作画がとても残念でした。
それでも最終話の先生、それぞれ学生たちのセリフが実に良かったですね。
OPはNovelbrightさん、EDは粗品さんが作詞作曲、歌は「ユイカ」さんが歌っています。
最後に、何度か演奏会を観に行ったことがありますが、演奏の迫力は実際会場ではないと味わえないですね^^