アニメ好きなオタク さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
8話からの超展開について来られるかが別れ道?
主人公のコノハはR18美少女ゲーム会社でイラストレーターとして働く社員だが、今エロゲ業界は不景気ゆえにフルプライスゲームは作れず、すごいゲームを作りたいのに作れないという気持ちを抱え、悶々とした毎日を過ごしていた。しかし、ある日不思議な出来事から突然タイムリープ。1992年の世界のアルコールソフトという小さな美少女ゲーム会社と出会ったコノハはそのまま1992年でゲームを作ることになりーーというあらすじ。
最初は1992年や1996年など、PCや周辺機器の進化と共にゲームの作り方が変わっていくさまを見られて興味深かったが、8話あたりからSFファンタジー要素が加わってきて、ちょっと面食らった。
しかも最終的に元の2023年には戻らず、コノハが過去に干渉したために今と少し違う2023年になって、コノハが元いた美少女ゲーム会社は消滅しているという…正直しっくりはこなかった。
しかし作中で今色々と問題になっているAIの技術が「早くて簡単にできるが、似たり寄ったりで、人間が作ったような爆発力のあるものができない」と言われていたのは的を得ているような気がする。
キャラクターは19歳のコノハが、1992年で15歳の守と出会って、1996年では同い年に、更に1999年、2023年とコノハは19歳のままで、守は年を重ねて出会うのは新鮮味があった。作中で完全な恋仲にはならなかったが、個人的にはかなり好きなカップリング。(2023年の守は46歳なので歳の差がすごいけど…)