くまごろう さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
数少ない何度でも見たくなる恋愛もの
視聴完了
(4回目くらい)
全12話
ジャンル
恋愛もの(現代ではない)
タイトル由来
赤髪で白雪という名前の主人公、が姫になるのかな?
1期の中ではそこまでは行かない。
設定
架空の世界。
魔法があるわけではなくいくつかの王国で成り立つ世界(詳しい説明はない)
主人公が元々いたのはタンバルンで、物語の舞台となるのはクラリネス。
ストーリー展開
タンバルンのわがままバカ王子ラジが、珍しい赤髪を持つ白雪を妾に所望し、白雪がタンバルン王国を脱出し、クラリネス第二王子であるゼンと出会うところから物語が始まる。白雪は元々薬剤師として働いて、隣国であるクラリネスで宮廷薬剤師の試験を自力で乗り越え、ゼンがいる城で働くこととなる。なお、ゼンはあった時から白雪に惹かれているが、白雪は平民である自分がゼンの邪魔になることとそばにいたいという思いに挟まれ悩むこととなる。
1期はとある出来事をきっかけにゼンが一歩踏み出し、それに白雪が応えて気持ちを伝え合う(プロポーズみたいなセリフだが実際どうするのかはまだ不明で気持ちの確認的な感じがした)。
ちなみにそれが最終話ではなく、そのあと第一王子であるイザナが2人の将来について釘を刺すシーンがあり、この時ゼンは考えていると答える(はっきりと婚約すらとかは言わない)
感想
総評100点
良かった点
絵、キャラ、ストーリー、オープニング・エンディングの曲、白雪の声優
悪かった点
ない。
レビュー
一番素晴らしいと思うのはストーリー展開。いろいろな出来事が起こるのだが、それが自然なキャラ配置やそれぞれの性格、設定によって引き起こされていて全く違和感がない。例えば1期の盛り上がりの起点となった鳥の考試について、なぜ白雪が受取役に選ばれたかというと直談判に来た女の子が気分を紛らわすため庭に来た時に、庭の遠いところに宮廷薬剤師のリュウがおり、遠くから白雪が呼んでいるが聞こえず、鳥が気づかせてくれる。という感じなのだが、このリュウと白雪の関係がそれまでで描かれているのである。リュウは最年少薬剤師の天才だがその分周りとはうまく溶け込めておらず、白雪には心を揺らしつつあるものの基本1人行動。一方で白雪はリュウの下で仕事をしており、性格的にも友好的。そのためそのシーンに全く違和感がない。
キャラは個人的には大好きな前向き突撃系主人公。でもちゃんと失敗から学び成長していく。ゼン側も個性的で魅力的。ラジ王子は、、変わるのかなぁ?(ネタバレになるが2期で覚醒します)
また、絵が綺麗。約10年も前の作品とは思えない。
オープニングエンディングもとても好き。
本当に文句のつけるところがない。