てぶくろ さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
雰囲気だけのオサレさじゃあ誤魔化せなかったチープさ。なんて綺麗な右肩下がり。
全体を通して
{netabare} 自分の中でこの作品を形容するのに「右肩下がり」ほどしっくりくるものはありません。
間違いなく第1クール第1話がピークで、その後順調に下降の一途を辿りました。
第1クールはまだなんとか誤魔化せましたが、第2クールとしてやった…
クロンダイクファミリーとしての思惑。
バンとセオドールの確執。
王国の歴史、エクスプレイングカードの成り立ち。
王家とハイカードの繋がり。
フィンの過去。 ティルトとの関係。
サンガルガノとの戦闘。
など本当に面白いくらい悉く期待を下回ってくれました。
この作品は3人の脚本家で回していましたが、印象としては「自分以外の誰かが物語の重要となる核の部分をやってくれるだろ…。 えっ!?もう終盤!?ここの部分俺がやるの!? 何も思い付かないよ!? 取り敢えず…えいっ!」みたいな感じでした。
この作品の致命的なポイントを一言で表すと
「想像力が乏しい」だと思います。
どういう能力を登場させるか、またその能力をどういう風に使うのか という想像力が乏しいです。
こういう設定にしておきながら、ほとんど能力バトルの駆け引きを放棄してしまいました。
次に、キャラのバックボーンを考える想像力について。
敵も味方もバックボーンが薄く弱い割に、ヴィジャイについては触れられなかったという中途半端なことまでしています。
これは本当に純粋な気持ちなんですが、監督と脚本はもうオリジナル作品に関わらない方が良いような気がします。
いや…下手に原作があるものを担当される方が迷惑なのか…?
{/netabare}
第15話まで視聴しました。
{netabare}あ…あれ?この作品ってなんかこんなつまんなかったでしたっけ…?
今一度話の流れを押さえる為にseason1を改めて視聴して得心しました。
season1は主軸がキャラについてだったのでなんとか誤魔化せていましたが、これ…話の大筋や各種設定、展開が上手く作用していないのが原因なんでしょうね。
本作品の大筋は、国が管理していたが盗まれかけて四散したカードを回収する話なんですが、これもともと王国は何枚のカードを所有していたんでしょうか?
冒頭の感じを見ていると、なんだかこの時52枚のカード全てが四散したように感じますが、そうではなくこの時点で意外と色んな人間がカードを所持しています。
こうなると、カードの出自的に何故王国が全てを管理していないのか?とか、次期国王の戴冠式の為にカードが宮殿に集められていたって言うけどそもそもが揃ってない状態で良かったの?とか疑問が湧いてきます。
「ハイカード」の面々はたびたび セオドールさんからカードの回収を催促されたりしていますが、正直言ってここまで見ていて一番ポンコツなのはセオドールさんですよね笑
宮殿が襲撃にあったとき現場にいたのに全然間に合ってないし、渋いキメ顔をしていますがめちゃくちゃ普通に逃げられていますもんね笑
しかも、そういえばなんか第9話でしれっと王子も殺されてますし、そこから焦ってカードの回収の指示だしてますし。
過去には、部下を説得できず目の前でエクスハンドを使って死なれ、もう一人の部下にはカードを持ち逃げされてそれを十数年間見逃していたり。
王様はなんでこの人のことそんなに信頼しているんでしょうね。
振り返りはこのくらいにして、season2の第3話までの印象としては、「クロンダイク側の狙いもわからず、セオドールや王の真意も不明瞭ななか、とりあえず急かされながらカードを集め、内部不祥事の傷を引きずっている」といったところです。
スタイリッシュさが売りの本作品でしたが、第2話では助けてくれたソニックムーブを捕まえたり(チェルシーのことは見逃していたのに…)、第3話でクロンダイクの幹部1人にピノクルが崩壊されかけたりと、良いとこなしが続きます。
というかそういえば、アウトオブファイブのゼノンさんは別に相手をパニックにさせず、平然と入ってきてそのまま奪っていけば良かったんじゃね?
{/netabare}
第16話視聴しました。
{netabare}なんか…こう…重要なこと言ってそうな割に結局なんもわからん、そんな一話でしたね。
分かったことはセオドールとバンの能力、刑事も含めた3人の関係性くらいのもので、後は そもそもなんで?が付きまとうような説明でした。
今話の大きなトピックといえば「ジョーカー」の存在で、バンが語り出した時は私も おおっ と思って聞いていましたが、不可解な点が多く残りました。
まず、ジョーカーは他のカードを封印できる という点。これはまだ理解できるんですが、それに付随している「戴冠式の日、宮殿に納められたカードは」という一文。
えっ…日にちも場所も効果範囲も指定なんですか…?
バンは「そうなりゃカードは外に持ち出されない限り誰にも使えなくなる」と続けます。
えっ…逆に外に持ち出せば使えるんですか…?
えーっと…それって封印って呼べます? 別にこれまでと同じく、カードが一箇所にて保管されている状態となんか変わりあります??
まぁひとまず、ジョーカーの効果については置いておくとして、王国側の狙いはカードを封印することだと思われます。
カードを封印したい現王→そのためにカードを集めるピノクルって構図なんでしょうけど、これは前にも書きましたが、だから そもそもなんでカードは散ってんの?
バンはジョーカーを破壊すれば封印が不可能になり、カードを自由に使える俺の待ち望んだ世界になるって言いますけど、それって今まさにそうなってません?
っていうかこれまでの歴史の中でカードが封印されてたことなんてあんのか?
セオドールは目的は何だ?といい質問をしますが、バンは俺はカードを使うぜぇ と大爆笑して帰ってしまいました。
結局また、これまで同様王家の真意も、敵側の目的もわからないまま終わってしまいました。
不安が募る展開が続きます、次回に期待です。
{/netabare}
第17話視聴しました。
{netabare} な…なんなんだ…この見なくても別に支障ないくらい情報量のない話は…。
この回の脚本担当はレオのwikiだけ読んで脚本書いたのか? それくらい中身がない。
何が悪いって、1人のキャラにフォーカスした回にも関わらず、視聴する前と後で別にレオに対する印象とかが何も変わらないことです。
学校で浮いていることも知ってるし、お父さんとのギクシャクした関係性も知っています。これらの情報に肉付けがされるわけでもない。(お父さんが一緒に移動していたはずのレオを置き去りにして、車に乗って行ったのは笑いましたけど)
こんな話をするために2クールの尺を取ったんですか?
これなら、まだ総集編でここまでの振り返りをやっている方がまだ建設的なんですけど。
もうわざわざ、オチをつけるためだけに登場したダイヤの6の人については触れませんよ。
このキャラ自体も、こんな登場のさせ方している方も愚の骨頂なので。
{/netabare}
第19話視聴しました。
{netabare} なんだかなぁ…。1クール目の時からそうですが、ほんと狙いが定まってない感じがしますね。
キャラアニメが故に、視点が色んなところに散らばって誰が主人公なのかがあやふやになっています。
他キャラをフィーチャーする割にキャラが魅力的になる展開が作れないんじゃこの作品の存在意義がない。
前話、前々話と時間稼ぎにしかならないような話を終え話が動くかと思ったら今話です。
警察がイキり散らかしていましたが、Aパートと保たず後は見事な噛ませ犬をやってくれました。
誰にも知られない拠点ですね!ってやった後に、クロンダイクにもクリスにもあっさり到着されてるのは最早ギャグでしょ。
「オールカブーン」の爆破少女は実は変身したコイツでしたって情報をわざわざ2分もかけてする必要あります?
第14話で「この子…1年前に死んでる…」ってやったからなんでしょうけど、これがその後何かに活かされてましたか?なんにもなっていませんよね?
別に爆破少女が一般人ではなく、クロンダイクファミリーであっても何の支障もありませんよね?
下手なミスリードほど無様なものはありませんよ。
ていうか、ぶっちゃけ今回警察をしゃしゃり出てこさせた目的って、主要登場人物を一箇所に集めるためだけですよね。
ピノクル、ハイカード VS クロンダイクファミリー という構図の展開がとっ散らかってきたので、一旦整理するために第三勢力の警察を利用しましたよね。
クリスを参戦させなければならない。
活動休止としてしまったハイカードを再結集させなければいけない。
伏線として撒いていた黒騎士とも接触させなければいけない。
奪われたカードを取り戻さなきゃいけないけど、この状況からクロンダイクと衝突させるのは面倒だから、カードを持ち出させて警察に捕まえてもらって、そこからなんやかんやでカードを取り返させよう。 などなど。
自らが作った展開を制御できていない印象です。
あらゆる要素が甘い、メディアミックスの悪いところが出ているように思います。
{/netabare}
第20話視聴しました。
{netabare} 今話は全ての元凶、最重要人物である魔術師 ララ・ヴェルデンクラインによって過去が語られました。
過去に対して様々な疑問があった身としてはとても期待していましたが、その内容はというとあまりに残念な仕上がりでした。
この作品の根幹となる過去回想にも関わらず、人物の描写はほとんどなくララがナレーションでダラダラ喋り続けるだけ。
世界観や設定は以前として 浅く チープなものでしかなく、そしてなにより人物の行動原理に対する推敲が足りなさすぎです。
では、本編です。
トラプラ島が4つの国に分かれ覇権を争っている中、侵略者も現れ島内が争いで混沌としていた時代、無垢なる心で祈りを捧げていた少年のもとにララが顕現します。
そして争いの渦中へと趣き、騎士たちの前で52枚のカードを生み出した。←いや、なんで52枚?なんでカード?ララはトランプの妖精かなにか なんか?
そして少年は告げる「争いを止め4つの国で力を合わせよ。我に続きトラプラ島の危機を救うのだ」←壮絶な小並感は置いておくとして、ただ祈りを捧げていただけのガキがこんな急にイキり出してんの100%ララのせいやん。
ララは少年とトラプラ島に忠誠を誓った騎士に力を授け、侵略者を退けた。
ララは王が侵略者を退けたのではない!真っ赤な嘘だ!と言いますけど、そこまで鼻息荒くして否定することか? どっちの味方やねんコイツ。
時は流れ島に平穏が訪れた頃、少年はララの推挙によって国王となりフォーランド王国として統一された。←平穏が訪れた頃とかさらっと言ってますけど、元々の4つの国の王族はどうなったんですか? 確実に一族皆殺しにしてますよね。 無垢な心の少年という設定はどこにいきましたか?
しかし、特別力を持った我々騎士が国を治めるべきであるという主張が騎士のなかで支持されるようになった。←ララはこれを思いもよらぬ行動って言いますけど、この機に君主制の廃止を目論むのはむしろ自然だと思うんですけど。
サンガルガノを中心に騎士たちが反旗を翻したようですが、カードを与える時の「少年に忠誠を誓う」という契約に効力はないんですね。
ということはなんですか?忠誠を誓うってただの自己申告なんですか? 早い者順でカードを渡していったんですか??
こういう杜撰なところが推敲が足りないと感じる大きな所以です。
少年が処刑されそうな瞬間、初代スペードの2が止めに入ります。←正直、急に現れたただ祈ってただけの訳のわからんガキが王になるのを防ごうとしているサンガルガノさん(障害となりそうな魔術師はすでに自分で殺害済み)には正当性があると思うんですが、逆に初代スペードの2さんはなにがそんなに原動力なんでしょうか?
最も弱き騎士の勇気ある抵抗とかララに言われてますけど、そもそもララはなんでカードに序列をつけたんでしょうか?
周りの騎士は考えが急に変わったようですが、何がそんなに琴線に触れたんでしょうか。
この辺りの人物描写をしないから、非常にチープなものになっている。
騎士たちは生を全うしカードは次代のものへ受け継がれていった。←なんで王国が回収せんのや?
病に伏し死にかけている元少年のもとに、何故か今更になってから現れ殺してくれと頼むララ。
カードの力はもういらないだろうし、人に過ぎたる力は危ないしね、とララは言います。
これは後のカードの後継者がいるということにも繋がりますが、最初からカードを授かった当人しか使えないようにしとったら良かったんちゃうの?
ていうか何でそうじゃないん?先ほども書きましたが忠誠を誓ったものに授けるって話はドコにいってん。
元少年の王はさらにもう一枚カードを欲し、カードを王国で管理できるようにしたいのだと語る。←ていうか今まで管理する気なかったんか。
こうしてジョーカーが生まれたが、その後の子孫たちは反乱恐れ、改変した事実を物語にして広めます。←そんなことする方が騎士の子孫たちの反乱を招くんちゃうの?
サンガルガノの復活により惨劇が起き、それをみたララの心の叫びに呼応するかのようにカードは島中に散った。←………はぁ?いや、シンプルにそれはなんで?ほんまになんで??
死んだらカードは消えるし、悲しくなったら飛び散ったりするけど機能を停止したりはできひんのか?
ララはカードに干渉できるんかできひんのかどっちやねん。
そんで飛び散ったことはサンガルガノにとって好機なんかい!
ララは、人は過ぎたる力を手に入れると誤った選択をする、私からしたら皆等しく愚かしい。と語ります。
いや……お前のせいやん! お前が過ぎたる力をホイホイ与えるからやん!!
そら、誤るやろ!過ぎたる力なんやから!
人の欲望は果てしなく、力を求め続ける…愚かしい…。とかならまだわかるけど、お前は初手から過ぎたる力を与えてるやん!
島を幸せにするという願いのもと生み出したカードやのに、人はその力を正しく理解せず使うことを嘆いてるけど、ならカードに分けず最初からユアンに力を与えてたら良かったんちゃうの?
ダラダラ回想したけど、要は騎士に力を授けるときに制限を設けんかったお前の凡ミスやん。
殺して欲しいんやったらサンガルガノに殺してもらえや。
その後殺して欲しいというララの願いを断るフィン。
最近使い方を知ったのにカードは幼い頃からの相棒らしいです。
今の職場は家族みたいな仲間がいて幸せなんだそうです。 大学2年生みたいなこと言ってますね。
まぁでも、その家族みたいな仲間はクリス以外は置いていきますけどね。
そういえばカードの出生はわかりましたけど、なんでそのカードでポーカーの役を作ったら不思議な効果が起きるんでしょうね。
苦しい終盤を向かえています、大人しく素直にBLやっておけば良かった作品になりそうです。
{/netabare}
第21話視聴しました。
{netabare} 前々話から続く警察の秘密基地(笑)での話、ひどいやり取りが散見していましたが結局今話でもそのままヌルっと終わっていきました。
では、本編です。
前話のラストで久し振りに登場したオーウェンが、ブチギレ状態で元気よく暴れてくれます。
こういう風にオーウェンをキレさせるなら、15話以降の彼について触れておく必要があったように思います。
せっかくの迫真のキレ演技も、唐突に現れ既に銘々が大分弱っているクロンダイクファミリーに対して死体蹴りのようになっているのは勿体無く感じました。
そんなオーウェンですが、フィンを筆頭としたハイカードの面々に止められます。
前話でも思っていましたが、幸せか不幸かをアンタが決めんなって啖呵を切っておきながら、カードで生まれる不幸はみんな俺が止めるって高速手のひら返し過ぎんか笑
あと、この作品 腹を殴って気絶させるやつ好きですね。
カードも うやむやの内に取り戻したので店へと帰ってきました。
警察はマジでただピノクル側にカードを取り戻させるための仲介役でしかありませんでしたね。
フィンがみんなに自分が体験した話をしますが、その信じ難い話にメンバーは訝しみ、レオは疑問点をあげます。
ララと話した? これはまぁその通りだと思いますが、その後の 初代の王がジョーカーを作った?とかサンガルガノがそれを狙っているだと?与太話にしか聞こえんな、はそんな与太話と言う程とりとめもない話なんでしょうか?
じゃあ逆に聞きたいんですが、彼らは彼らでカードについてやそれを回収することについてはどう認識していたんでしょうか?
話の信憑性を疑いつつも信じることにしたレオ。
その根拠として、馬鹿なフィンがフォーランド建国に関するこんなにも筋の通った話を思いつくわけない、と語ります。
わぁ、その "筋の通った話" とやら、前話を繰り返し見ても何処にも見当たらなかったので、ぜひとも聞かせてほしいですね。
その後、バーストと手を組むことにしたりしてハイカードは気持ちを新たに行動を開始することしました。
もう多分ハイカードとしての結束についてはこれで終わりなんだと思うんですが、うーん…前々からうすうす感じていたことではあるんですが、もうなんかストーリーを作る気は無いんですね。
ひたすら、信じるだのなんだのの感情論だけで展開を流してしまっています。
そして、一方その頃警察側はと言うと、チーム壊滅の中 呑気にコーヒーを飲む2人笑笑。
ヤング刑事が優しい言葉で慰めてくれます。
まぁただ、真実を知りたいっていう真っ直ぐな気持ちにあてられた仲間はさっき全員死にましたけどね笑
その上、ヤング刑事も刺されてしまいますし、ここから警察は巻き返せるでしょうか。
あと、今話で印象的だったのはティルトについてです。
ゼノンによって過去の認知が歪められていたことが分かりました。
恐らく、ティルトはフィンのお兄ちゃんかなんかなんでしょうけど、だからなに?って感じがしてしまいそうです。
この作品は全体を通して、「家族」というものがテーマとしてあると思うんですが、本当にただ関連事項として存在しているだけで物語に昇華されていません。
構想段階ではもうちょっと違ったのかもしれませんが、今はもう話をなんとなく良い話風にまとめるためだけのもののような気がしてなりません。
{/netabare}
第22話視聴しました。
{netabare} 今話を視聴した時に感じた事を率直に述べるなら、「なんてみっともない脚本なんだろう」です。
第2クールはひどい話が続いてきましたが、今話はそんな中でもひと際ひどい。
では、本編です。
フィンたちがセオドールの救出に向かう一方でウェンディとヴィジャイは王と謁見します。
警察からカードを奪取しました、はさすがに嘘過ぎて笑いました。
これを受け、黒幕であった第三王子がバンへと電話をし、今までの事を勝手に全部喋ってくれました。
唐突に本人にダラダラダラダラ解説させるなんて、よくもまぁ こんな恥も外聞もないことできますね。
一応、王家に裏切りものがいるって伏線を張っていたのにこんな明かしかたって…。
バンは救出組を建物ごと攻撃し、気絶させ庭に寝かします。
レオを生かしとくのは分かりますが、後の2人は殺すなり瓦礫の下に放っておくなりしておけばいいのに、お優しいんですね。
バンはレオに対し、カードにまつわる面白い話として自分の昔話をスタートします。
先に言ってしまいますが、バンの話は別にカードにまつわる話 ではありません。
政治家の父が外国から賓客を招いてパーティーをしていたところ、何故かわかりませんが襲撃されます。
そして、恐ろしいことに この襲撃してきたものたちについての言及は一切ありません。ドン引きです。
セオドールが掟を破ってカードを使ってくれることを嬉しく思っていると、何故か館が大爆発し生存者は無いようです。
不可解な点が多いので、何か裏があるのかと思ってしまいますが、恐ろしいことに 何もありません。
現実を受け止めきれないバンはエクスハンドによって時間を逆回転させることを目論みます。
いや、なんでバンはエクスハンドが出来るくらいカードを所持してるんや?
ていうか、時を戻したところでその反動で自分が死ぬんやったら、助けに行かれへんのやし意味無くね?
ていうか、そもそもハイカードの人間に、エクスハンドの存在を教えてるヤツは誰なん?
エクスハンドを止められたバン。
何故だ…!セオドール!って言われましても…。セオドールなんっっっっも悪ないやん。
襲撃してきた奴らの方を恨みなさいよ。
そして事件はハイカードが関わったとして無かったことにされ、父親の存在が忘れ去られることに憤りを感じるバン。
えっ!?もみ消されたことを怒ってんの? お前のせいやん!とは思いますけど、王家も王家でこの事件についてはもみ消さない方がよくないか?
外国から賓客を招いてたんですよね?それはどうしたんですか?かえって大事になったと思うんですけど…。
記憶改竄のプレイヤーがいるとかならまだしも…。
なんかしれっと回想が終わってしまいました。
嘘やろ…この作品の最後の頼みの綱、バンとセオドールの確執がこんなもん…?
ちょっとさすがに失望の色を隠せません。
話が終わるとティルトが来ましたが、今は邪魔なので軽くいなし、セオドールを痛めつけたあと、何故かカードを解除するバン。
そして、セオドールにエクスハンドされるという致命的なミスを犯します。
弾丸を避けるアクションはスタイリッシュですが、拳銃ごときでかなうわけもないので普通にボコボコにされてしまいます。
やはり、カードを解除したことは信じられないくらい致命的なミスだったようです。
能力同士のバトルをやるの面倒臭くなっちゃったんでしょうね。
バンに軽くいなされてしまいましたが、雑魚ゼリフを吐きながら再び参戦するもまた吹っ飛ばされて、気絶するティルト。
何がしたいのかわかりませんし、脚本が彼に何をさせたいんかもわかりません。
セオドールを瀕死にさせたいなら、エクスハンドの反動ってことで別によかったように思います。
俺が守りたかったのはお前だ、くらいのことなら捕まってるときに話し合っとけ。
最後はエクスハンドで数十分程時間を逆回転させ、その反動で死んだバン。
この人マジでなにがしたかったんでしょうね。セオドールを略取してきた意味も別になかったし…。
目的なんてねぇよ、とは確かに言っていましたがここまでとは思いませんでした。
時間が逆回転して再び元気になったティルトが黒騎士になってフィンを取り込んだところで、引きとなりました。
ティルトは記憶を取り戻してから安っぽくなりましたね。 サンガルガノの影響だと思いたいです。
ていうか、3人で潜入させてそれぞれ活躍させるのが面倒臭くなったからってフィンとオーウェンを諸々が終わるまで寝かしとこうって、これはねぇよ…。
第三王子の電話シーンの件とか、バンとセオドールの過去編のやっつけ仕事っぷりといい、なんか最後に取り敢えず急いで伏線を回収している打ち切り漫画みたいですよね。
メディアミックスの主導たるアニメが、終盤も終盤でこんなことになってるって2クールもあってなにしててん。
脚本家が3人がかりでこんな出来ってちゃんちゃらおかしいにも程がある。
声優が豪華であることも今になっては逆に痛々しくなってきました。
{/netabare}
第23話視聴しました。
{netabare} うわぁ…これは…ヤッバイなぁ…。私はこれまでこの作品を 素材はいいのに力不足系の凡作アニメかと思っていましたが、終盤のここ数話にて一気にクソアニメのスターダムを駆け上っていますね。
この作品は3人の脚本家で回していますけど、前の人の酷い脚本を受けて、自分も酷くなって次の人にパスという雪だるま式に大変なことになっていますね。
なんというか、既に破綻している絵しりとりを見ているようです。
では、本編です。
セオドールさんが城に到着し、王と謁見します。
細かいことかもしれませんが、車じゃなくオーウェンの能力で直接王のもとに行ったらアカンのか?
王との対話は、戴冠式の中止を進言するセオドールやレオに対して、王が無茶なこと言ってるみたいな構図になっていますが、戴冠式を中止にしたところで別になんも解決せんくないか?
サンガルガノは来る時来るやろ。
「サンガルガノが脅威であることは陛下も理解しているでしょう!」ってレオが食い下がっていますが、それに対する王の返答の「脅威があるならそれに対処せよ。」が正論すぎて笑ってしまいました。
ハイカードはカードの回収を王家から命じられています、そしてその真意とは反乱を防ぐためです。
であるならば、サンガルガノの回収がお前らハイカードの一番の仕事なんちゃうの?
今までその脅威となるサンガルガノを追う素振りも見せず、挙句の果てにクロンダイクの幹部一人に壊滅的被害を受け カードも全部奪われてんのに、なにを自分らのことは棚に上げて元気よく逆ギレしてんねんコイツ。
なんかレオは作中でずっとピエロをやっていますね。
フィンがサンガルガノに飲まれたという知らせを聞いて、バーストと共に向かうクリス。
バーナードさんはほんのりとだけクリスを止めて見せましたけど、自分が行けば良いのでは?
特に自分の能力は防御特化なんやからついて行ったらええやん。 動けるメンツおらんのやし。
さらには、あの状態から行き先を聞く前に行っちゃったって電話してきてるのはなんなん?
急速にボケてないかこのジジイ。
そして慌てて自分らも合流しようとしたら、待機を命令されグッとなるレオ。
マジでなんも上手くいってなくて草。このままずっと待機してて終わりそう笑 さすがにここでオーウェンの能力で脱出したりするんでしょうね。
そして、場面は回想へと移ります。
カードをプレゼントされた時、わぁこれって絵本の!って言ってますけど、デザインは公開されてるんですね。
お土産品とかになっていそうですけど、ティルトはなんで一枚だけをわざわざプレゼント?
クリスとバーストにシュガーさんが合流しましたが、警察はほんとただのカードお届け係ですね、今さらこんなタイミングで誰がヤング刑事を殺したかって重要か?
場面は再び回想へ、ティルトが誰かが訪ねてきた時点でフィンを隠そうとしているのは何故なんでしょう?
やはりなにか後ろ暗いものがあったんでしょうね、でもそうなると バンによって利用されていたって意味合いがなんかちょっと変わってくるような…。
妙なカードを盗んで来ただろう?でこんな惨劇って、確かにバンがやり過ぎではありますけど、まぁでもティルトが悪いような…というかティルトはどういうつもりでどこから盗んできたんや?
クロンダイクから盗んだわけではないのか?
カードがどんなものか知ってたらプレゼントしなかったとは言いますけど、じゃあそうなるとティルトは大好きな弟のプレゼントを探してて、たまたま身近のどこかにあったカードを何故か盗んでプレゼントしたことになりますけど…。
両親は黒騎士に殺されたって思わされていたって言いますけど、いやだからお前のせいやん。
なんか回想をしているのにキャラのことが何にもわかりませんね。
時々フィンの様子を見に行っていたらしいですけど、なんでわざわざフィンの記憶を残しておいたんでしょうね。
エクスハンドさせてまで見に行くって、用意周到なのは結構なんですけど、普通に変装じゃダメな理由はなんなんでしょうか。
アップルさんは伏線でした!と言われても、はぁ…そうですか…としか…。
突入してきたクリス、めちゃくちゃ出オチで殺されてて草。
僕がフィンのお兄ちゃんだ!ってなんかこんなに堂々とやられると脹相やんってツッコむ方がなんか恥ずかしくなってしまいますね笑
テンション高くなってるとこ申し訳ないけど、あんな回想じゃなんでそこまでフィンに入れ込んでいるかの理由になっていませんて…。追加でなにかあるんでしょうか?いや…ないでしょうけど…。
なんか…こう、中途半端にバンを退場させたからって雑にティルトに悪役を押し付けてないか?
ティルトをキモイ奴に仕立てる必要性っていうかメリットって何なんだ?
こんなにもキャラの行動の動機を考えるのが下手くそなことってあるんですね。
ヘイトをどこに向けるのかを完全に迷走してないか? バンなのかサンガルガノなのかティルトなのか王家なのか…。
思惑が錯綜する話にしたかったけど出来なかったってことなんでしょうか。
馬鹿みたいにシンプルな話で良かったのに…。
血溜まりに倒れるクリスに悲痛な叫びをあげるフィン。
声優さんの迫真の演技も杜撰な展開のせいでスベっているの本当に可哀想ですね。
演出のために殺されて、演出のために復活させられているこんなもんを展開だと思ってやっているなら、本当にヤバいですよ。
2クールもあって終盤を真っ当に盛り上げられないって、さすがサクガンの監督と思わざるをえません。
どう幕を引くつもりでいるのか、非常に楽しみです。
{/netabare}
最終話視聴しました。
{netabare} いやぁ…ノリと勢いだけの最終回で本当に素晴らしい。 思わず画面に拍手を送ってしまいました。
作画が一定水準以上あるのにシナリオがすこぶる悪いタイプのクソアニメが好物な私にとってはとても楽しめた最終回でした。
この作品は終盤になってから本性を表していますね。
では本編です。
王都に戒厳令が敷かれ避難する住人や、戴冠式を強行する王族に反発するデモなどにより混乱の様相を見せる王都。
そんな中、サンガルガノが軍相手に正面突破を仕掛けます。
急に現れた甲冑の大男を躊躇することなく銃撃し、装甲車を叩き斬られても「ひるむな、撃てー!」と指揮する軍人さんたち。
彼らはどういう説明を受けてサンガルガノと対峙しているんでしょうね。
数瞬遅れてウェンディ1人だけが現着します。
ヴィジャイはデモ隊の避難誘導を手伝っているようです。
ええ!?戦わないんですかヴィジャイさん!?
避難誘導なんて軍に任せておけば良くね!?あんたプレイヤーでしょうよ!
植物で捕まえている人は何基準で捕まえてんの?
これまでいいとこ無しのレオの精一杯の鼓舞を聞いたあと、ウェンディのもとにフィンとクリスが合流します。
車でサンガルガノを轢いたらとてつもない爆発が起きましたが、何故そんなに威力があるかなんて考えるのは野暮ですね、ノリでしかないですもんね。
ウェンディはラブピを解放し攻め立てます。クリスもそうでしたがなんで王都の中心の方へサンガルガノを吹っ飛ばすんですかね。
数カット前に格好良くキメたのに、もうウェンディと通信できないレオ。やっぱり上手くいきませんね。
車内でプランAと称した作戦を確認するクリスとフィン。
どうやら、この期に及んでサンガルガノの説得を試みようとしているようです。
もし戻らなかったことを想定するより、声の届く範囲にどうやって瞬殺されずに接近するかを考えたほうがいいんじゃ…。
クリスは「やれるのか…?」って聞きますけど、サンガルガノを倒すのってそういう心理的な問題じゃなくね?
その後もラブピが奮戦する様子や軍からの爆撃があったりしていますが、ちょっと待ってください、この対サンガルガノ戦においてこんなにも誰もビジョンを持ってないことあります?
軍は王の儀式が終わるまでの時間稼ぎを頑張るわけでもなく、クリスとフィンは説得してみることを勝手にプランAとか言ってるだけでハイカードの面々と作戦を立てたりとかもしてないし…。
これが""役ナシ""「ハイカード」の戦い方なんだと言われてしまえばそれまでなんですが、別にスタンドプレーがチームプレーになっているわけじゃないしな…。
レオとセオドールは参列者に避難を呼びかけていますけど、宮殿内まで来られていたらもうどこに逃げようと同じじゃないか?
前は湖ができるくらいの大爆発が起きたわけですし。
たまたま何故かサンガルガノは歩いてくれてるからいいものの。
レオはキレてガトリング銃を構えて避難を促しますが、でも別にこの脅し殿下には効力ないよな笑
レオに撃てるわけないんだから、警備員にやったみたいにドローンみたいなヤツを出せば良かったのに。
たまたま何故かサンガルガノは歩いてくれていたのでフィンたちは追いつけました。早速、説得を開始します。
説得するのは結構なんですが、あの…もうすでに軍人さんがめちゃくちゃ死んでるんですけど…。
あれだけカードで起こる不幸は俺たちが止めると息巻いていましたが、軍人がいくら死のうがそれはノーカウントなんですね。
動きを封じてから説得ではダメだったんですかね?それこそ拘束に向いてそうなまるで出番が与えられなかった植物の人とかがいるのに…。
場面変わって、シュガーは 自分が置かれている状況をセルフ解説してしまうクセがある第3王子が第2王子を殺害しようとしている所に出くわします。
警察の葛藤みたいなことをやっていますが、この作品はそれを描ける程 警察側の積み重ねがありません。
おいしいところだけやろうとすんな。
ていうか、レオは王族放ったらかしにして何してんねん。 ほんまにいいとこ無いなコイツ。
ついにジョーカーへと辿り着いたサンガルガノ、王も負けじとジョーカーバリアで防ぎます。
ここの王様の作画がめちゃくちゃ良くて笑ってしまいました。
フィンが王様に説教するなか、ミサイルを受けてもビクともしていなかったサンガルガノがクリスタックルで吹っ飛ばされててさらに笑いました。
フィンが説得するときクリスがずっとタックルしてれば成功したんじゃねぇのwww
結局、サンガルガノはフィンとクリスの乗りに乗った主人公補正で倒しました。
相手の攻撃は何故か当たらず、こっちの攻撃だけが有効に働き、食われたクリスは何故か無事で頑張って進んだらカードがあって簡単に引っこ抜けましたとさ。
何故、カードをプレゼントしたかの答えはフィンが欲しがっていたからという スーパー後乗せサクサクな設定でした。
いや…フィンが騎士の話に興味を示してたことなんてなかったやん…。
エクスプレイングカードについて聞かされた時も、寓話の方の物語を聞いたときも無反応やったやん…。
あと、ティルトの最期をこんな感じにするならマジで前話のキモイ兄ムーブはいらんかった。
生死不明にして濁しているのも往生際が悪くて見苦しいですね。
なんかしれっとララも映ってましたけど、結局放ったらかしになりましたね。
この騒動の最中、結局出てきやがらなかったジジイの報告をウェンディがまとめてくれました。
王家がめちゃくちゃで国もボロボロ、だそうです。
先行きを不安がるウェンディに、「ハイカードがやるべきことは変わりません、だって我々は正義の味方ですから」と返します。
えっと…あの…違いますよ? ハイカードの成り立ちもその仕事内容も実働も、仕える先も思想も理念も何もかもが違いますよ?
誰か、作中で活躍が一切なかったから自分の仕事を勘違いしているこの方に 説明してあげてください。
全体については またまとめたいと思います。
{/netabare}