take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
面白みは・・・薄かったです。
レビュータイトルは正直な印象です。
惜しいというか、薄めたカルピス的と言いましょうか・・・。
副題の「〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜」って、何か関連エピソード出ましたっけ?って感じでした。
ゲーム作品としては知らない訳ではない響きだったのですが、今の私からするとはるか昔の記憶、現在の私にはゲームは、あまり縁のないものとなっておりますので、ググってみますと・・・。
A21・・・アトリエシリーズの21番目って事なのかな?
私がプレイしたことのあるのは
「マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術 士〜(A1)」でした
by Wikipedia。
当時は割と斬新で面白かった記憶があります。
するっていと、こちらの作品はゲームのプロモ的な意味合いの作品なんでしょうか。
だとすると、このアニメでゲームに興味を持って、副題的な部分はゲーム内でミッチリと、って事で理解はできます。
そして、この作品がコンパクトにまとまっていたのも理解できるかな。
と言う所感です。
今作はひととおり視聴してみると、そう悪いところもないのです。
作画もそこそこキレイですし、キャラも「らしいキャラ」で描かれていますし、物語も登場人物もコンパクトにまとまっています。
が、やはり個人的にはコンパクトがスモールに感じてしまったという印象です。
あとは、キャラクタ全体が何か幼く見えてしまって、しっくりきませんでした。
ゲームで言うところの「全年齢版」みたいな感じで、対象年齢を下の方まで伸ばしたためにキレが悪くなっているのではないかとの印象です。
物語も追えたは追えたのですが、本当に田舎の島でのほんのひと時の冒険と成長みたいな感じで、夏休みの日記を見せてもらった印象でしょうか。
あまり、主要キャラには感情移入することはできずに、正に子供を見守っているような心境になってしまっていました。
あえて言うならば、教え、鍛え、育てる側に回っていたアンペル・フォルマーやリラ・ディザイアスの視点で観ていたという方が正しいかもしれません。
そして、ぶっきらぼうですが、冷静に落ち着いて助言を与え、ステップを刻んでいく彼らの指導者っぷりの方に共感をしてしまっていましたw。
うまいこと、指導、育成していくなぁと。
なーんてことを思いながらの視聴でした。
ああw多くの皆さんが太もも太ももと言っていた訳がよくわかりましたwww。
あいにくwわたしはそこに刺さるポイントはなかったようで、ふ~んってな感じだったのですが、ホントですよw。