「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(アニメ映画)」

総合得点
74.1
感想・評価
73
棚に入れた
338
ランキング
947
★★★★☆ 4.0 (73)
物語
3.7
作画
4.1
声優
4.1
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

クレしん映画彷彿のファミリー向け娯楽

オリジナルのサイドストーリー。お菓子作りの為に家族旅行中のフォージャー家が、アーニャがひょんな事から両陣営戦争勃発の鍵?を食べてしまった?事から陰謀劇に巻き込まれる。

【良い点】
スパイファミリー初見でも分かり易く原作の魅力やキャラ関係や基本設定を手堅く描写しつつ、シリアスとコミカルの配分が絶妙な良脚本。
冷静に見るとかなりシリアスなはずが終始コミカル、アーニャのうんちが世界の命運を握る一幕など爆笑シーン多々。
家族向けにお子さんに楽しんでもらいたいサービス精神満点。劇場では笑いが絶えなかった。

両親どちらも無敵超人なので、ピンチの連続も殆ど危なげなく痛快だった。
ヨルさんの無双シーンは圧巻。作画も素晴らしい。

仮面家族特にヨルさんの乙女な心情を掘り下げていて可愛かったり、ロイドの超人ぷりや家族想いな魅力も改めて印象付ける。
本編の肝である家族の絆が大変良かった。
アーニャの可愛さも炸裂。これはファンから愛されるのも納得。
本編以上にフォージャー家の魅力描けていた。

敵も序盤のお菓子への執着や横暴ぷりなど印象付けが上手い。
適度に強敵で劇場版の敵として申し分なかった。

旅行物としても旅先の街の描写が雰囲気良い。

【悪い点】
悪い点とも言えないが、両親が個別に戦闘していて、野原家みたいな家族一丸!的な盛り上がりはやや欠けた。
ここは互いに正体秘密という設定が良くも悪くも影響していたか。
やはり悪いとも言えないが、野原家より戦闘力が無敵なためか、ピンチからの逆転的なカタルシスも欠ける。

フォージャー家の絆の再確認以外のテーマが無い。
それは別に悪い事ではないが、クレしん映画のような名作級!とまではいかなかった。

【総合評価】9~8点
ファミリー向けの人気作品の劇場場として申し分ない良作。
娯楽アニメ映画の鑑。
新世代のクレしんな感じ。
評価は「とても良い」

【余談1】
窓際のトットちゃん、屋根裏のラジャーと続き、まさかの三連続でうんち映画…
アーニャがうんちガマンするシーンで屋根裏のラジャー難民が早くも救済されるとは…

投稿 : 2024/01/12
閲覧 : 71
サンキュー:

5

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