タック二階堂 さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ガイコツですが、何か?
詳細は略。
なろうです。
ダンジョン物というジャンルでいいのでしょうか。制作はCONNECT。要はシルリンです。
ダンジョンで迂闊にもドラゴンと遭遇し、食われて昇天したかと思いきや、生きてるで。でも、水面に映る顔はガイコツやないかーい。アンデッドになっちゃったというお話。
んで、回想で仲の良い学者の女性が「スケルトンは、魔物を食らうことで進化してグールになり、さらにはレッサー・ヴァンパイアになれるんだよ」ということで、魔物をダンジョンで倒していくというお話。
や、逆を返せば、たった数行のあらすじで説明できちゃうほど薄い初回でしたね。そして、まあダンジョンでソロプレイだけに、ずーっとガイコツのモノローグを聞かされるという。
そういう話だからしょうがないと言えばそれまでなのですが、なんとも単調で面白みにかける初回でした。こりゃどうなんだろうね。とりま、次で判断します。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
地道にダンジョンの雑魚モンスターを倒して、レベルアップしていくガイコツ。と、なんとガイコツは喰種(グール)に進化した!
で、駆け出し冒険者の女の子を助け、声帯がままならないため変な喋り方ですが意思疎通し、服を買ってきてもらって村に帰ることに成功。で、ただならぬ関係の女性研究者の元へ。
うん。面白くなってきました。
これなら継続視聴できますね。まあ、地味は地味なんですが、こういう地味な話も悪くないですね。なろう異世界モノの俺TSUEEEEEEE的な臭みもないですし、いいんじゃないでしょうか。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
なんてことのない話ではあるのですが、意外と構成がうまいために観られるものに仕上がっていますね。面白いと思いますよ。
先を読ませない展開&先が気になる引き。これは面白い作品の特徴だと思います。本作には、それがありますね。
この先、どう進化していくのか。期待しています。
あ、そうそう。主人公・レントのCV、す(鈴木崚汰さん)が上手。だんだん話せるようになっていく感じが実に見事に演じてます。単なる筋肉声優じゃなかったんですねw
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
ダークファンタジーというほどではないのですが、重厚感のある雰囲気は良かったと思いますよ。僕的には「最果てのパラディン」の系譜なのかなって印象。真面目にしっかりと作っていたという感じですかね。
主人公が試行錯誤しながら、徐々に人間に戻るため(戻れないんだけども)のレベルアップをしていく様子は面白く観られました。お前だけレベルアップする某作品より、ずっとしっかりレベルアップの必然性とか、手応えを感じられる作品でしたよ。
なんかぼんやりした画作りも「最果て…」にそっくり。これに関しては好き嫌い分かれそう。僕は…あんまり好きじゃないかな。
でもまあ、1クール楽しませてもらいました。
{/netabare}