タック二階堂 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
YOU、観チャイナよ(←不謹慎)。
詳細は公式でも。
沙羅双樹さんによる中国の小説が原作です。制作は絵梦。日本では「天官賜福」などが放送されていますね。
『山海経』に出てくる妖怪を題材にした小説で、宋時代の中国を舞台にしているようです。初回、2話は「灰狐」がテーマ。40年前に命を救ってくれて、仲良くなった少年に、狐が乱世で殺されてしまうところまでが初回。
まあ、ありがちな話ではありますが、それなりに面白かったですよ。作画も中の上といったところ。吹き替え声優もメインの桃夭役に東山奈央さん、灰狐役が小林親弘さん(「ゴールデンカムイ」の杉本役)、小坊主が村瀬歩さんと豪華。
悪くない出来だったと思います。この感じなら継続視聴できるかなといったところ。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、そうじゃない。そうじゃないんだよなぁ…
1話を受けての前後編の後編パート。瀕死の灰狐を助けてと小坊主に頼まれて…
というところからの続きでしたが、いやあ落とし所がそうじゃない感がめっちゃ強いです。じゃあ、どうなら良かったんだと言われると、それは分からないのですが。少なくともこんな幕切れではない。
桃夭もなぁ。いかにも大陸の女性といった性格。気が荒くて、ズケズケとした物言いや態度。有り体に言えばガサツなんですよね。
ただまあ、こういうレビューって一定レベル以上の水準じゃないと出てこないので、それで言えば面白く観られているといってもいいかもしれません。駄なろう異世界モノだったら、それ以前ですからね。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
ショートエピソードを上下2話ずつで紡がれている構成。ただまあ、回を追うごとにスケールダウンというか、ワンパターンというか、飽きてくるといった作品でした。
んで、フナの話でいったん一区切り。
なんだろうなぁ。やっぱり文化の違いというのかしら。それとも民族性? 主人公の桃夭が、どうしても好きになれない。表現しづらいんですが、むりやり日本語で表現すると「厚かましい」ってことになるのかな。あるいは「狡猾」?
続きを追う気にならなくなったので、ここらで断念です。面白くなくはないんだけど、そこまで好きじゃなかったという感じですね。
{/netabare}