タック二階堂 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なろう異世界召喚モノ。
詳細は略。
なろうです。
異世界召喚モノというジャンルになるのでしょうか。スタジオアドと“世界の”シンエイ動画の共同制作になります。
クッソダサ演出で登場人物を紹介するというのは置いておいて、止め絵で生徒会長とイケメン君が登場するというのも置いておいて、なんでしょうね。このキャラデザで、コミカルさを売りにしている感じでしてね…
完全無欠の美人で秀才な女性生徒会長が、実はラノベ好きで異世界召喚に興奮するくだりとかね。もっとこう、軽めのキャラデザにできなかったものでしょうか。それでいて、宮廷治癒師の館で働くおっさんたちはコミカルに描くという。ギャップが…
内容は特筆するものは別にないですね。召喚されたけど、主人公は巻き添えー。で、お約束の魔法属性を測定したら、貴重な治癒魔法師の素質ありって感じ。話全体がコミカルベースで進むので、これはコメディアニメなのでしょうね。とりま様子見しますね。
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
意外と面白かったというのが最終的な評価です。
まず、主人公に不快感がなかったのは大きなポイント。ちゃんと努力して、ローズのキツい修行にもついていって、しっかりと成長しているのにイキらないだけで、凡百のなろう異世界モノとは一線を画しています。
ただまあ、ストーリー構成とかに難がないといえばウソになりますかね。11話で黒騎士に勝利して、ここでいったん話が区切り付いたんですよね。なので、12、13話はある意味ではアディショナルタイムって感じ。この構成が疑問。「バーンブレイバーン」と違った意味で、何を見せられているんだという。
んで、まあ、2期が決定(既定路線のくせに)との報。それもあってか、2期への布石という感じでENDでした。
ま、でも、2期が来たら観ますよ。それだけの力はある作品だったと思います。
{/netabare}