タック二階堂 さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.5
作画 : 1.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
なろう異世界追放モノ。
詳細は略。
なろうです。
異世界系の追放モノというジャンルになるのでしょうか。制作は、これがアニメ処女作となるSTUDIO POLON。
なろうで人気の追放系ということで、しっかりとテンプレを踏襲した作りです。追放される理由も明快であり、追放する側の勇者もしっかりと嫌な奴というキャラに設定されていますね。
それで、追放されましたーからの駆け出し冒険者パーティーに一時的に参加。護衛の任務でタンクの力をいかんなく発揮。森では魔物に襲われたり、美少女とのボーイミーツガールありと、これでもかというテンプレまみれの展開で進みますね。
ただまあ、なんというか、すごく真面目に作っているというのが伝わってきますね。おそらくは原作を忠実に再現していると思われ(主人公がベッタベタなシスコンという描写はカットしているみたい)。
ま、テンプレは先人が面白いと評価されたレールをゆくものなので、余計なことをしなければ面白さはある程度は保証されているわけでね。とりあえず、初回斬りするような内容でもないので、もう少し様子見しますね。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
初回こそ、なろう追放系らしからぬ納得感のある追放劇からの駆け出し冒険者パーティの援護、そして人ならざるホムンクルスの少女を助けて同行するという流れまでは、そこまで悪いものではないと思いました。
だが2話、てめえはダメだ。
前回ほめたベッタベタのシスコン要素を排除した意味がないほど、クッソ気持ち悪いシスコンムーブ。地元に帰ってきてからは、なろう系あるあるな模擬バトルやったり、そのバトルで外皮へのダメージを数字で表示させたり…
単なる「駄なろう」に墜ちていきました。
作画も、まあ初回もほめられたもんじゃなかったですが、2話にして崩壊寸前。ちょっと可愛く見えたルナも、かなり適当な作画になりつつあります。
いやあ、初回はそれこそ前期の「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」の“赤髪のベルグリフ”みたいな、節度がありながらも娘をしっかりと愛情を持って接しているといったキャラに、主人公もなってくれるのかと期待しましたが…
これはもう期待できなさそうなので、早めに離脱しますね。
{/netabare}