タック二階堂 さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:途中で断念した
メタリックルージュなフェルンが9人の人造人間を始末する。
詳細は公式でも。
アニメオリジナル作品です。制作はボンズ。フジテレビ系「+Ultra」枠での放送です。
ボンズ25周年を記念したオリジナルアニメということで、けっこう力の入っている作品ですね。主人公・メタリックルージュのキャラデザは、「葬送のフリーレン」のフェルンにそっくりという流行りも押さえてますね。
人間と人造人間が混在する世界――
人造人間の少女・ルジュは、バディのナオミと共に、
火星である任務にあたっていた。
それは、“政府に敵対する9人の人造人間の殺害”。
人造人間の少女・ルジュの戦いの物語が始まる――。
(公式Introductionより)
というストーリー。
初回としては、問題ない出来栄えだったと思いますよ。まあ、話自体はこれからだし、もしかすると1人(体?)ずつ人造人間を始末していくだけの話になるかもですが。
まあ、女の子2人のバディ物というのも、今どきの流行りを押さえているし(「リコリス・リコイル」から続く流れ)、大物感ある作りだし、これは期待しても良さそうですよ。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、う~ん…
なんでしょうな。とりあえず2話を要約すると、傭兵部隊がルジュをお尋ね者として追ってきましたよ。なんとか逃げて遺跡に隠れたら、そこのデカい守衛ロボに追いかけられて、ルジュが変身して撃破しました。めでたしめでたし。
それだけ。
なんでルジュとナオミが乗合バスに乗ってるのかわからないし、なんでルジュが賞金首のお尋ね者になってるのかもわからない…
ただただ、ルジュを変身させてバトルしたいがための、めっちゃ強い守衛ロボ登場。でも、起動のきっかけは行きずりの兄妹の妹ちゃんが、迂闊に触っちゃったから。
なんとなく作画が良くてオサレで、ボンズ周年記念で気合い入れているフジテレビ系「+Ultra」枠のアニメ。やめてよね、「キャロル&チューズデイ」の再来は…
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
なんつったらいいんでしょうなぁ…
んー、あの、娯楽に高尚さを求めすぎないほうがいいんじゃないかねぇ。アート作品でも作っているつもりですか。
世界観の作り込みはいいし、キャラデザも作画も良好。でも、肝心のストーリーが本当に理解できない。何も難しいことをやっているわけではなく、群像劇をフラッシュで見せるかのように、初出のキャラをビシバシ出して、それがこちらが把握する前に好き勝手な言動をするもんだから、えっと、こいつはどなたさん?状態。
そのくせ、世界観や用語などを事細かくキャラに説明させようとするもんだから、知らんがな感がすごい。
もうちょっとこう、視聴者に理解をさせるような工夫をしたほうがいいのではないですか?
このままでは、すごくおしゃれで作り込まれた雰囲気アニメで終わるような気がします。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
展開が早すぎるのでしょうか?
もはや、誰と誰が何のために戦っているのかわからない乱戦を、パッパッとフラッシュのように見せられるので、まったくストーリーが入ってきません。辛うじてわかったのは、ツダケン演じるキャラが2人目の“政府に敵対する人造人間”だってことぐらい。
まあ、それさえ黒沢ともよさん演じるメガネっ娘と一緒に、何かの施設に入ったおっさん刑事?だと思ってたぐらいなのでw
ダメだこれは。離脱します。
{/netabare}