タック二階堂 さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
登場キャラの誰も好きになれない。
詳細は公式でも。
ろう者と聴者の恋愛を描いた講談社『デザート』連載中の大人気少女コミックが原作。作者は森下suuさん、制作は「本好きの下剋上(3期まで)」「かくしごと」などの亜細亜堂です。
耳の聞こえない女子大生・糸瀬雪は、困っているところを同じ大学の先輩である波岐逸臣に助けてもらう。耳の聞こえない雪にも動じることなく接してくれた彼に、少しづつ惹かれていく。(Wikiより)
といった話ですね。
いやもう、これは一昨年バズったドラマ「silent」って感じですかね。初回の印象は、うんうん、こういうのでいいんだよ、といった感じ。
手話の動きとかも自然だし、キャラデザも嫌味がなくて良好。全体的に、よくまとまった出来で好発進だったのではないでしょうか。面白そうです。
=====Sign.2視聴後、追記です。
{netabare}
なんて言えばいいんでしょうねぇ…
主人公をろう者にしただけで、キャラ付けはベタな少女漫画なんですよね。なんか、オドオドしていて控えめなわりに、ちゃーんと男を惚れさせる系。で、なんていうか「残念おさななじみ君」の登場で、これまたベタな「ふだんは嫌味みたいな態度を取りつつ、ライバルの出現で絡んでくる」とか。
で、主人公は無自覚系。おさななじみは、いつも私に嫌なことを言ってきて、私のことが嫌いなんだわ、みたいな。んなわけねえだろっての。
面白くないことはないけど、こういうベタなキャラ付けをされると、ちょっとテンションが下がりますねぇ。予想外なことが起きることを期待したいですが…
{/netabare}
=====Sign.4視聴後、追記です。
{netabare}
う~ん…
えっと、まず分かりやすいところから。
残念幼なじみクンですが、ちょっとストーカーっぽくないすかね。もう少し、ライバルキャラとして成立するぐらいのいい男に設定できませんでした? 単なるガキでしかなく、言動や行動が(女子から見れば)怖いですよね。
展開もなぁ…
もうやることがなくて、4人で買い出しという名のWデートですって。で、家でメシを食おうって展開。はいはい、今度は黒髪美女と鉢合わせて恋のライバル登場ってことですよね。
なんでしょうね。おそらく往年の「東京ラブストーリー」とかも、いま観たらこんな感じなのかもですね。ひとことで言えば「ダルい」。
主人公は常に「お姫様」。まあ、それが少女漫画と言われればそうなんですが、なんだか、う~ん…
{/netabare}
=====Sign.7視聴後、追記です。
{netabare}
なんつーか、幼なじみくんが魅力皆無すぎて、ライバルにもならない…
常に不機嫌。雪に「あいつのところ泊まったりしてるの?」とかデリカシーの欠片もなし。下心で手話を勉強し続けていることについて「てか俺、偉くね? もっと褒めろよ」とか、引くわ…
どう転んでも、こんな奴を好きにならないし、もっと魅力をこちらに伝えてくれないと。こんなんじゃ三角関係にもならない。
つまらないとは言わないけど、キャラに魅力が欠けるのが致命的ですね。逸臣だって、冷静に考えればひどいですよ。勝手に海外にフラッと放浪旅に出て、1ヶ月もほっとくわけだし、帰国したらしたで、雪に大学サボらせて飯食いに行こうとか、唐突に友達に会わせたいとか。
うーん…
{/netabare}
=====Sign.9アバン視聴後、追記です。
{netabare}
手話合宿なるW旅行デートがテーマな回なので、なかなか観る気になれずに放置していました。で、観始めたんですが…
アバンで女子2人の旅行ファッションショーが始まったので、もういいかなと。
なんでしょうね。ここまで観てきても、たいした話の起伏もないし、なんかヌルっと付き合っちゃうしで、致命的に盛り上がり不足。
ただ、そんな内容でもキャラに共感できたり、愛着が持てたりすれば継続もできますが、ここまで観てきてもキャラの誰ひとり好きになれない。そのため、必然的に視聴の優先順位が低くなるわけで。
同じラブコメジャンルの今期の作品でも、「僕ヤバ」は言うまでもなく、「道産子ギャル」よりも優先順位が低いんじゃ、もう継続は無理ですね。
うん、面白くなかったです。
{/netabare}