ようす さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
阿良々木暦、高校生活最後の1年間を振り返る物語。
物語シリーズの一作。
化物語
↓
偽物語
↓
猫物語(黒)
↓
<物語>シリーズ セカンドシーズン
↓
花物語
↓
憑物語
↓
終物語(12話)
↓
暦物語
と見てきました。
「暦物語」の原作は「終物語」の前に発売されていたのですが、
アニメでは終物語でサンドする形で放送されました。
これまでの物語の狭間の物語。
箸休め的なストーリーかな?と思っていたら、
終盤の重大な出来事にびっくり。
1話が15分ほどで、
全12話の作品です。
● ストーリー
高校3年生の春休みに吸血鬼となった阿良々木暦(あららぎ こよみ)。
春休みから卒業まで、怪異絡みの様々な出来事と対峙してきた。
そんな日常では、
怪異と関係はない不思議な出来事と遭遇することもある。
主人公・阿良々木くんの高校3年生の1年間を振り返る12のエピソード。
総集編というわけではなく、
これまでの物語の狭間で起きた出来事というストーリー。
時系列が複雑なシリーズなので、
「あのエピソードが解決した後の話ね。」と時系列表を確認しながら見ました。笑
阿良々木くんの身の回りでの出来事が濃すぎて、
1年間での進展の凄まじいスピードを感じずにはいられませんでした。
1話が4月、2話が5月、というように、
1話につき1月ずつの物語で構成されています。
いつもなら3話程度で1つのエピソードという構成なのが、
今回は1つのエピソードが1話で描かれていて、
しかも1話が15分ということもあり、
1話ずつのエピソードはあっさりに感じました。
怪異と絡んで大きな事件が起こるわけでもないので、
のんびり見ていたら最終話には衝撃…。
この先の展開がアニメシリーズの続編「続・終物語」で描かれるのでしょうか。
● キャラクター
懐かしいキャラやヒロインたちも登場。
誰が出てきても、
阿良々木くんが誰と絡んでも、
物語のクオリティが安定していることからも、
キャラと声優さんの良さをしみじみと感じます。
個人的には久しぶりの忍野(おしの)メメが嬉しかったです。
あと、ドーナツにご満悦な忍(しのぶ)ちゃんが可愛かった^^
● 音楽
物語シリーズのOPはヒロインによるキャラソンが定番。
今回はエピソードの登場するヒロインのキャラソンがOPに使われていたので、全話OP曲が違うという豪華さ。
懐かしいというより、
さすが良曲しかないという感動の方が大きかったです。
【 ED「whiz」/ TrySail 】
EDだけ新曲でした。
この曲、良かったです♪
作品の雰囲気にもよく合っていました。
● まとめ
これまでの物語の狭間のエピソード。
アプリ配信の作品だったし、
とばしてもいいのかな?と思っていましたが、
ラストには重要なエピソードもあったし、
見てよかったです。
ファイナルシーズンもいよいよ終盤。
「続・終物語」を観るか、先に「傷物語」を観るか、
悩むところです。