テングタケ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作がつまらなかったからなあ・・・
アニメ化は頑張ってると思いますよ。一部作画が悪いところはありましたが、私はそれほど気にしません。時間が加速しているときの自然の描写とかプッチの動きとか、なかなかいい感じでした。
ですが、原作がつまらないんでどうにもなりません。
ボヘミアンラプソディは荒木先生にしか思いつかないような奇想天外な能力で、原作でもすごいハラハラしました。ですが、オチが尻すぼみでガッカリしました。ヘビーウェザーなにあれ。5部のレクイエム発動も酷かったですが、カタツムリ化とか無理にも程があります。C-MOONも裏返るって何ですか。化学結合は重力によるものではないですよ。心臓をメビウスの輪にするって・・・裏も表も無いとか言葉遊びは止めてください。あとメイドインヘブン。デザインは松本零士っぽくて好きなんですが、時が加速する能力までは理解できます。プッチだけ凄いスピードで動けるのは確かに強い。喋るときはわざとゆっくり喋ってる(ニモの鯨語みたいに)んだろうな~と思うと笑えます。ですが、時が加速して宇宙が一巡するって何。宇宙循環論に則ったとしても、同じ(ような)人や場所が出てくるのは意味不明。先が分かるから覚悟云々については全くの妄言。しかもディオがそんなこと望んでいたとは到底思えません。
敵が凄いスピードで動いていても水上に布陣すれば動きが分かるとか、猛スピードで泳げても(絵面がマブチ水中モーター装備みたいで笑えます)距離には限界があるだろうとか、荒木先生らしい納得のいく展開でここは好印象です。
OPは、なんか今までで一番どうでもいい感じ。ジョジョらしさを感じません。最終話だけ少しオリジナルだったのは良かったです。
EDは、1期からずっと同じ。始めは特に好きでもなかったんですが、長く聴いていたんで馴染んできました。承太郎含め主人公サイドがほとんど全滅するという救われないストーリーに、しっとりした曲と落ち着いた波打ち際の風景が唯一の癒しでした。最終話だけ前も使われていたイエスのROUNDABOUTに差し替えられていました。どちらかと言えばTIME AND A WORDの方が合ってると思いますが、まあ1回のためだけに版権を取れと言うのは贅沢でしょう。
アニメ化に際して、絶対変更されると思っていたピノキオやマジンガーZがちゃんと出てきたのは流石です。Hの記録更新のくだりはカットされてましたね。やっぱり小林女史がそう言うの好きじゃないのでしょうか。