テナ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
一緒にゲームを作ろうぜ!
美少女ゲームが大好きな女の子コノハは自分が所属する底辺ゲーム会社に不満がありました。
誰もが作業だから仕方なくゲームを作っている。
夢を持ってゲーム制作をしていない事への不平不満、そんな彼女はある日、2023年から1992年にタイムリープしてしまいます。
タイムリープ先で底辺のゲーム会社「アルコールソフト」に出会いそこで働く事になります。
さて、この作品は1992年以降が舞台になっています。
タイムリープ、この作品で言うタイムリープはホントに平和なタイムリープです。
「東京リベンジャーズ」や「サマータイムレンダ」「Re:ゼロから始める異世界生活」の様な戦闘や波乱はありません。
ざっくり言えば、2023年を生きるコノハが1992年にタイムリープしてゲームを作るってだけです。
しかし、タイムリープ物が好きな人には刺さる作品であり、1992年に美少女ゲームをしていた人には刺さる懐かしさがある作品ではないでしょうか?
私でも知ってる「Kanon」や「to Heart」などもパッケージが出ていましたね。
両方とも私はストーリーを知らないのですが有名なので知っています。
なので、知ってる方なら懐かしさは刺さるのではないでしょうか?
私はこの時代のアニメやゲームは殆ど知りません。
私がアニメを見始めたのは2006年くらいからのアニメしか知らないし、この時期だと私はまだバブバブ言ってるくらいかな?
作中にあった美少女は終わったって言うのはそうなのですか?
確かに言われて見れば、私の知る美少女ゲームタイトルは「CLANNAD」「ダ・カーポ」「Canvas2」「ふぁいなるあぷろーち」「W Wish」「フォーチュンマテリアル」「月姫」でしょうか。
この辺りはアニメで見て原作がゲームだと聞きいています。
最近はアニメ化させる多くのものは文庫本や小説、漫画にアニオリが殆どな気もする。
良くてもアプリゲームのアニメ化とか。
考えた事はないけど確かに減ってる気もするような?
後、マコトのセリフの美少女ゲームが「ゲームじゃない」発言は少し解る。
実は私はこうしたゲームを殆どしませんが人生で1度した事があります。
PS2ソフトで「恋愛アドベンチャー」と書かれていて安かったので、「アドベンチャー」で冒険をする、冒険の中で恋が芽生えるのだと誤解をして遊んだらいつまでもシナリオが終わらなくて……
途中でこれは自分で読むゲームなんだ……と気がついて、コレはゲームじゃないよ……TVで読む小説だよ……って思ったのをマコトのセリフで思い出しましたね。
それ以降はこうしたゲームはしてませんがアニメはやってたらとりあえず見るのが私なのでアニメでは楽しめた物もありましたね。
タイムリープで過去を変えてもいいのか……
コノハの世界では実際に彼女の影響で数本のゲームが姿を消してましたが、どうなんだろうね?
結局、コレって過去を変えられて困るのは、未来人側の都合よね。
未来人に過去を改変されても過去側の人間は改変に気づかないし、もしも将来的に何百年も先にタイムマシーンとか未来から過去へコンタクトする手段があったとしたら、既に私達の住む世界は未来人により過去を改変されているかもしれませんよね。
そもそも、未来人が過去の人に接触した時点で、既に出会わないはずの人が出会っている訳だから、その時点で大なり小なり改変はされるので、事件や事故などを犯ささずに普通にタイムリープして生活するくらいなら問題ないと思うけど、ただ、それで自分の好きなゲームとかアニメとか歌とかが未来から消えると寂しくはあるよね。
社長が市ヶ谷に投資して騙されてお金を奪われてしまう。
「社長が1番すげーんだよ。お前らに営業が出来るのか」とか言うけどさ、必至な人だと思いました。
この人は社長と言う立場しか持っていなくて、何も出来ない人だから自分の立場を盾にして必至に抵抗して、頭を下げるわけでも無ければ開き直って、挙句の果てには倒れて1人で凹んで反省すらしない…………人として情けないよ……
そりゃ、世の中、騙す奴が1番悪いよ。
人生で誰もが騙されたり、嵌められたりする事もあるよ。
けどさ、騙されて沢山の人に迷惑を掛けて、あの態度はないよね。
従業員に「お前らは作るしか出来ないだろ!」とか必至にマウント取ろうとして見下してさ、そんなに社長が凄い凄くって言うなら、先にやるべき事や、先に言うべき事があるんじゃないかな?って思いましたね。
最後はなんかいい話ぽく終わったけど……
これで、いいの?……???
ちょっと社長の態度が都合よすぎない?
まぁ、皆がいいならいいのかなw
心を入れ替えたのなら。
で、コノハの提案で失われた10億を取り戻す為のゲーム制作が始まります。
いいゲームは作れたのですが、コノハが未来へ帰ると秋葉が知らない街になっていたのでした。
Fateどうなってるんだww
この世界はとんでもないww
こんなセイバーは嫌だwww
ただ、このはの元の世界の「Fate」や「シュタインズ・ゲート」とかのネタは解る。
アニメは見てました。
完全に知らない秋葉原になってましたね……
そこで、コノハとマモルは世界に美少女を取り戻す為にゲームを制作する事になります。
ゲームの熱量の話が出てくるけど確かに解るなぁ〜
アプリゲームなんかもそうだけど、最近のゲームってイラストに衣装や背景をを変えただけの使い回しとかも見かけるので……
で、そんな最中にコノハは誘拐されてしまいます……
現代はなんか殆どゲームよりも何か変な方に走っている気がしますねw
誘拐された先ではなんかSFみたいな展開?培養器に入った人間?
話が逸れてきた感がしますww
マコトが優秀過ぎますね。
1人でこんな潜入出来るなんて凄いよね。
私なら場所特定すら無理だよww
最後はアルコールソフトのメンバーがアメリカから駆けつけてくれるのはよかったですねw
うん、やっぱりせっかくなら、元の世界でもアルコールソフトの面々をみたいよねww
ただ、結局の所、消えたゲームも戻ってきたのかな?
後、1話のお婆ちゃんはなんだったんだろう?
エコー2がマモルがタイムリープした時にコスプレに点数をつけさせたり、不在期間は何をしてたんだろ?
そもそもエコー達は何者でコノハが親近感を覚えた理由などの謎は残してますがまぁ、楽しい作品かな?
何かSFぽくなってきましたが、結局最大の謎であるタイムリープ出来る理由を説明しなきゃいけませんからね。
それを説明するなら未来の技術か宇宙的な力か超能力的なものくらいしか説明がねww
ゲーム作りと宇宙人は少し繋がらなくて最後はSFなのかお仕事コメディなのか解らなくなってきましたが面白い作品ではあるんじゃないかな?と思います。