「星屑テレパス(TVアニメ動画)」

総合得点
67.1
感想・評価
124
棚に入れた
327
ランキング
2579
★★★★☆ 3.4 (124)
物語
3.1
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.3

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ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

深く静かに潜航せよ

きららおじさん待望の新作であり
スタッフはかつて「ゆゆ式」を制作したチーム

そらぁ(期待値高く見積もる)そうよ

他人と関わることが緊張するタイプである
小ノ星海果が主人公

周りの人とうまく付き合えないのなら
宇宙に出て宇宙人と友達になりたいと思っていた

高校入学式当日

海果の前に一人の少女が現れる

彼女の名前は明内ユウ
自らを「宇宙人」と名乗り明け透けなくふるまう姿に
海果も興味を示す

だがやはりしゃべられない海果に
ユウはいきなり顔を近づけておでこをつける

ユウは特殊能力でおでこをつけると
つけた相手の心がわかる「おでこパシー」を持っていた

海果はそこで今まで言わなかった思いを口にする
「私はロケットで宇宙に行って他の宇宙人にあいたい」

ユウも母星の記憶はないものの
海果と一緒にロケットで帰りたいと伝える
ここから宇宙へ向けての小さな一歩が始まった

ロケット作りするメンバーは二人のほかに
クラスの副学級委員長で人当たりのいい宝木遥乃

ロケット制作の資格を持つ技術屋気質で
周りと意見が合わないことから高校入学後は
不登校を続けていた雷門瞬

海果の拙いながらも真剣に宇宙へ目指す眼差しに
両人とも手伝おうと仲間に加わる

不器用な関係性ながらも仲間になった4人は
担任の笑原茜を顧問とした同好会を設立し
全国大会予選に臨む

しかし結果は惨敗

海果はショックを受けており
瞬も勝つことで自分の存在意義を示したかったが
敗れたことによって自らを否定することに

ここからいわゆる曇らせ展開になって
最終盤の瞬回収回まで続いていくのだけど

ネット上ではきららでこれはちょっとと言う
拒否反応が多いね

比較対象として同じようにバンド間の対立が多かった
「BanG Dream! It's MyGO!!!!」を含めて書くと

同じような曇らせ展開でも
唐突で衝動的なシーンが続く「MYGO」より
こちらは行動原理がきちんと裏付けされている

海果がそもそも宇宙に行く動機は自己の否定だし
瞬も人に認められないなら一人でいいという
バックボーンがあるから

私個人的にはこのやりとりはノイズにならなかった
「なんで春日影やったの」と血相変えた台詞の方が引いたw

物語としては再び4人でロケットを作り
宇宙を目指すという収束はしているから
締め方も悪くないと思うけどね

かおり監督は「五等分の花嫁」でも
原作カットが多すぎて批判されていたけれど

「シスターウォーズ」の展開見ても
力のある人だと思っている

さて他作品の横道それまくったので
まとめに入ると

まあきらら版「ET」と思えなくはないw
OPもEDも落ち着いた曲を起用したのは
この作品の良さを引き出していると思うし

海果の台詞は序盤ほぼどもる癖があるしゃべる方だったが
部長(会長)になって以降が頻度が下がっている

この流れで成長は感じるし
ナツコバイアスも少なめだから見てほしいけどねw

投稿 : 2023/12/26
閲覧 : 82
サンキュー:

9

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