円 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「キルラキル、真の最終回」
簡単に一言でまとめるなら「エモい」
24話で羅暁を倒し鮮血と別れ、その後の話。
最終回付近で羅暁や縫は死亡したものの、羅暁の側におり行方不明となっていた鳳凰丸礼が黒幕。
鮮血は宇宙で燃え尽き、極制服も使えず苦戦する四天王
空から降ってきた太刀鋏を流子が変形させ、撃破。
と、大まかな流れはこんな感じ。
この作品で私が最も胸を打たれたのは、エンディングに、キルラキルのOPである「シリウス」が流れているシーン。
礼を倒し、海に沈んでいく本能寺学園。
そして共に沈んでいく太刀鋏。
この表現があまりにも素晴らしすぎるのである。
空で消えていった鮮血
そして海に消えていく太刀鋏
纏博士の悲願を果たし、「全てが終わった」ことを示すにはこの上ない表現である。
グレンラガン最終回において20年後の平和な様子が描かれ、「全てが終わった」ことを表現していた。
キルラキルとグレンラガンの制作スタッフは同じであるという。
「全てが終わった」ことへの表現があまりにも巧すぎる。
この素晴らしい作品を世に送り出してくれた制作スタッフ陣には頭が上がらない思いである。