くまごろう さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
昔の作品なのにめちゃくちゃ面白い
視聴完了
全43話
ジャンル
ロボットものSF
タイトル由来
機動戦士はモビルスーツという意味らしいが、要するに最新で高性能くらいのイメージ。
ガンダムは主人公のロボットの名前
設定
地球人が宇宙に進出し数世紀、地球を中心とした連邦と、独立を掲げ反乱を起こしたジオン軍の戦争は泥沼に嵌り、それぞれは新型兵器となるモビルスーツ開発へ。
増産力は治安の方が上だが、起死回生を図る連邦は量より下で対抗すべくガンダムを開発した。
ストーリー展開
そのガンダムと、新型の戦艦ホワイトベースがとある宇宙に造られた居住用の船(以下コロニー)に運び込まれるところからスタート。
運び込まれたことによりジオンが攻めてきて戦争に。普通に暮らしていた市民にも犠牲が出る中、ガンダム開発の関係者を父に持つ機械に強い子アムロレイは、運び込まれたガンダムでジオンを撃破する。
しかし戦争によりコロニーは使用不可となってしまい、生き残りの人たちは新型戦艦ホワイトベースで脱出する。だがコロニーに攻めてきたジオン軍の士官、シャアアズナブルは捕獲もしくは破壊を諦めていなかった。
ガンダムには高性能の学習AIが搭載されており、アムロレイも経験を積みながらシャアの追撃をなんとか交わしながら地球に降下したもののシャアの妨害によりジオン軍の占領地へ。
多大な犠牲を払いながら連邦軍の本隊と合流し総攻撃作戦に参加するも、その作戦の中でジオン軍のトップであるザビ家が全員死んだことにより、講和が結ばれ戦争は終結した。
なお、ザビ家はトップのおじいちゃん、ギレン、キシリア、ガルマと4人いたが、ガルマはホワイトベース地球降下作戦でシャアに嵌められて連邦に囲まれ死亡、おじいちゃんは総攻撃作戦時に連邦と和解するため連邦の船に近づいたところを、ギレンの指示の巨大兵器にまとめて薙ぎ払われ死亡。ギレンはキシリアにその罪を断罪され銃で射殺。キシリアはザビの思いを残すため戦場から脱出しようと試みるも戻ってきたシャアに射殺され死亡。
ということで自滅2、シャアが殺害2と連邦は特に何もしていない。
また、本作は戦争ものなので人がばんばん死ぬ。敵は多分シャアぐらいしか生き残っていないし、味方もホワイトベースと関係の薄い人は普通に死ぬ。また、本来のエースパイロット、リュウも死ぬ。
一応総攻撃作戦はなんだかよくわからないまま終わり、
敵の本拠地であるアバオアークが崩壊する中、アムロのニュータイプで全員脱出。
感想
総評100点
良かった点
全て
悪かった点
制作年が古く当然絵も古いんだが嫌ではない。
そのため悪いところはなし
レビュー
ガンダムは基本スパロボ知識しかないのでほぼ初。
名作だけど古い作品なのでそこまで期待していなかったが、予想の斜め上どころの話ではない。
話自体は戦争に巻き込まれた少年少女が出会いと別れを繰り返し強くなっていく物語でそのヒューマンドラマがすごく濃厚。またMS戦も戦争の必死さからなのかすごく迫力がある。言葉で魅力が伝え切れないのだが本当に面白かった。
それにしても、アムロは不幸過ぎだろう。
当然戦争に巻き込まれ、父親は酸素欠乏症で狂人に、母親は戦争を認めず人を殺すアムロを非難。幼馴染のフラウボウはハヤトにとられ、戦争のせいでニュータイプになったことにより危険視されて軟禁状態。
zガンダムとか逆シャアとか見ていないので詳しいことはわからないが、幸せになってほしい。