青星アーツ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
赤い冷月のうなり、尻尾をたてろォーー!!!
都会ネズミのガンバとボーボから始まる冒頭、しだいに知恵者や力持ちの仲間を増やし、陸海空を巡る冒険の旅が始まった。野生の獣や自然、人間との駆け引きを繰り広げながら、必死に走り島を進む7人と彼らにであう者たち。彼らの涙なしには越えられない旅でした。ネズミから見た世界が基本となっていて、動くものはどれも巨大。特に、肉食動物の俊敏さや賢さは人間よりも恐ろしいとさえ思われた。その獰猛さへの恐れをガンバたちと共有できたのは、小動物にとっての野生生物の存在感の大きさを演出が効果的に伝えているからだと思います。
最後の対決はもうひと展開期待しましたが、小さな世界で起こるシビアにも感じる冒険の物語には、多くの感情の揺れが見られました。