天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
シン SFスーパー英雄(?)列伝63
先日、SF作家の豊田有恒さんが亡くなられたとのニュースを目にしました。
テレビアニメにも縁の深い方で、「エイトマン」で脚本家デビューを果たし、「ジャングル大帝」や「スーパージェッター」などのシナリオなどを手掛けてますが、何よりこの「宇宙戦艦ヤマト」の原案・設定に関わったのが大きいかと思います。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
それでは、そのヤマトのパイロット版の感想を・・・
古代
「くそ~、ヤマトがアニメ化されれば、大人気間違いなしなのに・・・何故、自分や沖田艦長にセリフが無いんだ」
森雪
「古代くん・・・」
真田
「こんな事もあろうかと、パイロット版を用意しておいたんだ」
古代
「さ、真田さん(嬉)」
という事で(おいっ)1974年8月に読売テレビに売り込むために制作されたヤマトのパイロットフィルムです。
まだ、作曲家の宮川泰は参加しておらず、BGMには2001年宇宙の旅でも使用された、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」などが使用されています。
1990年7月27日に発売された全7枚組のレーザーディスクには、そのまま収録されてるんですけど、その後に発売されたDVDやBDでは、版権の問題で差し替えとなり、「無限に広がる大宇宙」や「地球を飛び立つヤマト」が流れるだけになっています(涙)
実はヤマトが発進するシーンで使われてるんですけど、これが結構似合ってるんですよね(残念)
あと、波動砲が発射されるシーンがあるんですけど、主砲の発射の後に、普通に発射されるだけ(汗)いや、もう全然破壊力が無いんですね(う~ん)
それを除けば、なかなかいい出来の作品だと思います。