ますたぁ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ちょっと本気でコメント
先に一言「ワタシは信者ではないと思います」と言いたくなるぐらい、誉めます。不快に思われる方はここで戻りましょう。
一期の時はワタシはヒトデの女の子の話と春原君以外はあまり感動をした記憶がありませんでした。なのでアフターのほうは惰性で見始めてしまいました。
ところが、なんということでしょう!いつの間にやらとんでもない展開になっているではありませんか!ちなみにワタシはゲームは未プレイです。
最初は一期と同じように数話に別れて一つの物語にするいつものパターン。とりわけ特筆すべきことはありません。安定的ないいお話でした。ちょっとくさかったりしたけど。
ですが卒業してからはちょっともう耐えられないぐらい泣きました。
まさかとは思いましたが渚は死にました。まさか死んだりはしないだろうと高をくくっていた、いや願っていたので涙が止まりませんでした。
恐らく一期から長いこと見ていたから感情移入が強かったのだと思います。しかもあの背景がまたきつい。
子供の命と引き換えに母体の死という今にして思えばベタベタな話ですが、まあショックでした。
そして渚の死により放棄した育児。正直マジか?と思いました。岡崎君にはがっかりでしたね。でもまあ仕方ないのか?などともんもんとしながらみていたら、娘登場。あの潮の声やってるひとは天才ですね。
そしてあの旅行。全ての事がここで解消された思いです。父と子、そして父と娘。二つの親子のわだかまりが溶け、やっと幸せに向かって進み出せるのだと!ワタシはこの回、物心がついてから初めて声をあげて大号泣しました。潮の声優さんはホントに天才ですね。
その後の古川夫妻の会話も泣きましたね。最愛の娘を亡くしてからの隠してきた辛い気持ちをここでやっと出せたのでしょうか、本当に頑張ってきたのだなぁと。
しかし、幸福な時間は長く続かない。まさかの潮の発病。奇しくも母と同じ原因不明の病。やっと立ち直ったのにまた同じ道を進んでしまうのかとハラハラしていたら、本当に潮も死んでしまった。
もうあまりにも悲しくてワタシはまたしても大号泣しました。救いようがなさすぎてちょっとワタシはそこまでするかと怒りすら覚えました。
しかし奇跡は待ってましたね。
まさかの全員復活のハッピーエンド!
これについては賛否両論ですが、ワタシは復活に涙しました。本当によかったと。
岡崎君と渚と潮の3人揃った幸せそうな風景に私は心から良かったと、今度は心地の良い涙に誘われました。
家族や周りの人々の大切さ温かさというものの素晴らしさをよく表現でていると私はおもいます。