既読です。 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
咲太のこころの問題(大人になる)2回目鑑賞
咲太の本音は花楓はかえででいて欲しいし
麻衣さんやその他周りの人たちとの関係性も
つつがなく成立していた訳で
それは母親不在でも頑張って築いてききた
それなりに居心地のいい関係性を
壊したくないという気持ちがない訳ではない。
ただしかし、今や花楓は母親を求めてるし
病んでいたとは言え母親は花楓の母親であり
自分の母親でもある(へその緒)ので
今起きている母親と花楓の関係の修復を
そして自分と母親の関係の再構築を
前向きに受け入れなければいけない。
でも、いままでの俺の頑張りは?
(冷めた思考でこれでいいんだよなあ
って思っていても、報われてない気分)
そんな複雑な気分を
「頑張って自立=大人してきたんだよ?」
という麻衣さんの言葉で救われる
ストーリーでしょうか。
思春期の心情が乖離やパラレルワールドを
引き起こすのがこの作品の肝なんでしょうが
それにしても毎回毎回・・・