pikotan さんの感想・評価
4.6
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
まるでワイスピのよう
あんこうチームが撃破されるという衝撃的な結末となった第3話から2年、一日千秋の思いで待ち続け、ようやく4話が観れました。
毎度のことながら長かった…。
さて、大黒柱であるあんこうチームが離脱したことで大パニックになるかと思いきや、桃ちゃんを除いて皆さん意外と冷静でした。
桃ちゃんは名前だけとは言え一応隊長なので、もう少ししっかりして欲しいところですが、そういうキャラですからね。
やはり桃ちゃんはパニクってこそ桃ちゃんです。
この後は、みぽりんから事前に引継ぎを受けていた前生徒会長が実質的隊長として行動しますが、そのカメさんチームも離脱し、更に危機的状況に陥る大洗、観ている私はドキドキです。
ここで頭角を現したのがウサギさんチームの澤梓。
澤さんは過去の試合でも地味に良い仕事をしてきた、縁の下の力持ち的な存在。
桃ちゃんと違って着実に成長しています。
で、今作の見所の一つであるダム穴を使った脱出劇。
事前に映画「大脱走」を観ていた澤さんのアイデアですが、彼女がいなかったらほぼ間違いなく大洗が敗退したことでしょう。
澤さんに感謝です。
そしてもう一つの見所である雪山での戦い。
ガルパン世界の戦車は、まるでラリーカーのようにスピーディーに駆け回り、飛び、転がる。
完全に戦車の動きを超越していますが、ガルパンだから何でもOK!
雪山を駆け下りながら戦うシーンでは、古いですが映画「女王陛下の007」でのスキーチェイスのシーンを思い出しました。
また、ガルパンの奇想天外な作戦、スピード感や迫力感は、映画ワイルドスピードと雰囲気が似ているように感じます。
「大洗vs継続」の後は、もう一つの準決勝「聖グロvs黒森峰」ですが、こちらはノーマルな戦車戦だったので一呼吸置けました。
雪山戦は若干酸欠気味になっていたので(笑)。
どちらも好きなチームなので、どちらが勝っても嬉しさ半分悲しさ半分と言ったところですが、黒森峰は劇場版で対戦しているので、聖グロの勝利は既定路線だったかな。
今回新キャラが登場したのは良かったです。大洗だけではなく各校とも次の世代が成長していることが分かりました。
おかげで、私の心の中では永遠に戦車道の世界が続いていくと思います。
最後には島田愛里寿が聖グロに転入しているというサプライズ。
ダージリン様と愛里寿ちゃんという最強の敵を相手に、大洗は勝てるのでしょうか?
ガルパンの結末を見るまでは、何が有っても死ねません。