覆面反対 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
第一次大戦のドイツがモデル
この作品における世界観のベースは第一次大戦のドイツ🇩🇪 史実ではドイツは英仏とロシアに挟まれており、ロシア革命によるソビエト政権誕生までは二方面からの戦線となったが、この世界では対フランス、ロシア、スウェーデン、ルーマニア🇫🇷🇷🇺🇸🇪🇷🇴…とそれ以上にハード
そんな絶望的な状況の中をターニャ率いる203魔導大隊が連戦連勝で各個撃破していく…特にターニャの戦闘力が神がかっていて、敵兵からの銃弾を巧みにかわし、己の銃撃で相手を確実に次々と仕留める
敵兵への容赦の無さ…時折見せる狂気じみた表情…国際法を都合よく解釈し一般市民への砲撃も辞さない…冷酷な軍人な反面、11話で敵兵の攻撃から部下を庇って攻撃を受けたり…とカッコいい一面も備える幼女の皮を被った怪物🧌
史実の第一次大戦に空を飛ぶ部隊というフィクション要素…帝国による共和国の首都陥落という第二次大戦要素…を混ぜたのがこの世界。レトロな車にラジオ、機関車しか無い文明に空を飛ぶ靴が並行して存在する…というのは「何故そこだけ未来的?」とツッコミ要素ではあるけど、回を重ねて見ていくうちに面白さを感じる自分がいました