RFC さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
五つ子ずラブ 綺麗に着地
ハーレム系と避けていた今作ですが、
とうとう最後まで来ちゃいました。
原作は未読。
【作品概要】
おバカ五つ子女子(高校生)のカテキョをすることになった
主人公上杉風太郎(高校生)。
これまでの紆余曲折を経て、姉妹全員から好意を寄せられ、
誰を選ぶのかの最終章。
【作品に対する感想】
推しの娘が選ばれなかった点の不満はあるものの
物語としては綺麗にまとまっていたと思います。
苦手なハーレム系でも最後まで完走できた理由としては、
風太郎が5人から好意を向けられるに足る
言動をしてきたと思えたからですね。
終幕として満足できた良作だったと思います。
1)物語
映画一本内に五つ子みんなに見せ場を持たせ、
中野姉妹の父・母の補足もきっちり描かれ、
窮屈感駆け足感を出さずにまとめたところは
上手かったと思います。
これまで裏方役に回ってた感が強い五月に
少しウェイトが掛かってるように感じましたが、
作品全体としてはバランス良かったのではないかと思います。
あーーーーーー・・・
でも{netabare}三玖と結ばれてほしかった…orz
風太郎が四葉に惹かれた理由が弱いように感じましたが、
まあ、惚れた晴れたは人それぞれですからね。{/netabare}
親世代のごたごたに関しては
{netabare} 「どの面下げて」のおっさんのクズっぷりが
際立ってました。
中野パパは冷静でしたが、ぶん殴っていいレベルでしたね。
{/netabare}
あとは結ばれなかった娘達、ちゃんと自分の
パートナーを見つけて歩いていってほしいなーと思いました。
5)キャラ
最終評価
3>5>>1=4=2
➀風太郎
姉妹にバカバカ言いつつ
自分も勉強一側面だけしかできてないことに気づき
大きく成長した主人公でした。
➁一花
手のひらで転がしてくるおねーさん系、
私は多分好きなんでしょうね。
2期の暴挙がなければと悔やまれる娘でした。
➂二乃
思い込んだら暴走一直線。
強い想いは良かったんですけど、
最後の四葉への言動はおかしくない?って思いました。
あなたも三玖の気持ち知ってて、押し通したじゃない?
➃三玖
自分の意思をはっきり示せるようになり、
成長してさらに魅力的になった娘でした。
もちろん変な意味で…はキラーパス。
➄四葉
承認欲求が強すぎたために自爆した娘だったんですね。
姉妹巻き添え転校⇒陸上部⇒文化祭…
頑張り屋は好きなんですけど、
最後まで学習しなかったのは残念でした。
➅五月
一番重たい試練を突破した娘。
あの歳でなかなか言えないです。
やっぱり真面目な娘って、魅力的ですね。
きっとこれからも迷ったり心折れることも
あるんでしょうけど、立ち上がって生きていけそうです。
⑦中野パパ
当初は冷淡な再婚相手という感じでしたが
責任感と覚悟はすごい人だと思いました。
幼い五つ子持ちで、余命幾何の人と結婚するという
決断は普通出来ないと思います。
冷淡に見えたのは単に娘たちとの距離の取り方が
分からないだけだったんだろうなって思いました。