まにわに さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
嘘は本当に少しだけ混ぜるのがいいらしい
特徴的だったのが7話で、
{netabare}虚実で言うと、前半の遊ぶのが目的で嘘をついたから、虚で実が満たされたことになる。後半は景品が目的で、玉をすり替える虚によって実を得ている。では、沈丁花は不死なのか、香りは虚なのか、エルフは実ではないのか、といった具合。{/netabare}
最終話では、
{netabare}この類の祭りがあるのかないのか、ご利益を(神:エルダ:小糸)比で(?:1:1)にしておいて、後半に(1:0:0)にすることで、どこにでもある神社にする案配。{/netabare}
こんなだから、随所に語られる江戸うんちくに嘘が混じっていたとしてもわからないぐらいで。今時インターネットで調べれば済むことだが。9話にて、
{netabare}「アクリルの仮面」を例に弊害と言っていたから、ビデオがあるとエルダの有り難味がなくなるが、ビデオを返したのが母のこともエルダから聞きたいという意思表示で、つまり、アニメで見ることに意味があるというわけだ。{/netabare}
1つ気になることを言ってたのが6話で、
{netabare}私はこの顔があまり好きじゃないとは、どうやら大人の女性に憧れるキャラが理由になりそうだが。知的な意だと9話に抵触するので、子供扱いさせないよう成長してという意味なのだろう。
が、尾崎由香が成長するのかは議論を譲るとして、長寿のエルフと長く良好な関係を保つには、むしろ成長は妨げになるというキャスティングなのではないか。{/netabare}