「ウマ娘 プリティーダービー Season 2(TVアニメ動画)」

総合得点
89.0
感想・評価
679
棚に入れた
2196
ランキング
95
★★★★★ 4.2 (679)
物語
4.3
作画
4.1
声優
4.2
音楽
4.1
キャラ
4.3

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ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「マヤノトップガン」君は寝たまま起きないのか...

主役トウカイテイオーのキャラがいい。衣装も格好いい。
主役の周りを固めるウマ娘達も、いいキャラが揃っている。


「私は何度でも立ち上がる」

常識を覆し奇跡を起こす。
トウカイテイオーの物語り。



天皇賞(春) での熱い頂上決戦。
「地の果てまで駆ける」
トウカイテイオーが語れば

「あちらが地の果てなら私は天まで駆け昇る」
悠然と返すメジロマックイーン。

どんなに才能があろうが努力しようが、勝ち馬は一頭。
非情なる勝負の世界。



トウカイテイオーの挫折期間。
主役が怪我で療養中でも世界はまわる。

日陰から表舞台へ。
渾身の粘りで、春秋グランプリ連覇という大快挙を果たす、爆逃げの
「メジロパーマー」

台頭してくる次世代の新星達
「ミホノブルボン」
「ビワハヤヒデ」

そして忘れてならないのが、オープン馬として長らく活躍するも、G1には届かなかった、チーム「カノープス」の面々。


全てのキャラが混じり合い、ストーリーが綺麗に纏まっている。



第二の主役とも言える「ライスシャワー」も良かった。

「この馬に触れる全ての人に、幸福が訪れますように」
誰よりも優しい願いが込められた名前を持つ、孤高のステイヤー。

大歓声が悲鳴に変わる。
負かした相手が背負う期待が大きすぎた。
図らずも憎まれ役となり「刺客」という呼び名が定着する。

そして強敵メジロマックイーンを倒すため、異例のハードトレーニングを敢行して挑むは、天皇賞(春)。
逃げるメジロパーマーに、襲いかかるメジロマックイーンとライスシャワー。


レース後の特別編成のエンディングは素晴らしかった。



名シーンが多い傑作アニメなのは間違いないが、一つ残念だったのはジャパンカップをカットした事。

この年から国際G1競走となり、多数の海外強豪が集まった1992年のジャパンカップ。
しかも当時は外国勢が強くて、これまでジャパンカップを勝った日本調教馬は、カツラギエースとシンボリルドルフの二頭のみだった。

トウカイテイオーのジャパンカップ制覇は、日本調教馬として最初の国際G1競走制覇ともなった。


トウカイテイオーの挫折期間が長くてくどくも感じたので、挫折期間を削ってジャパンカップ制覇は入れて欲しかった。

投稿 : 2023/11/04
閲覧 : 69
サンキュー:

10

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