鬼戦車 t89 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
昔好きだった作品です。時代は感じますが、記憶に残る逸品です。
最終話(26話)まで観ました。2024.04.15
リアタイ当時から、CGによるロボット戦はイマイチだなぁと思っていましたが、今観ると結構頑張っています。最終話まで作画も乱れません。
リアタイ時の言語化出来なかった違和感としては、①シズノ先輩は必要だったか?②ゼーガペインに迫力が無い③敵はあれで良いのか?の三つでしたが、新ためて視聴したところ、色々発見がありました。
①のシズノ先輩は今で言う、負けヒロインなんですね。当時はそういう立ち位置の登場人物が珍しかったので、何やねん?と思いましたが、司令とともに狂言回しとしては優秀でした。
②、ゼーガペインに迫力が無いのは、色々理由が分かりました。ダーリン・インザ・フランキスのレビューで書いている方がいましたが、巨大ロボに二人乗り(特に主人公とヒロインのペア)すると、操縦席で視覚的に話が完結してしまうので、ロボの印象が薄まるそうです。
また、ゼーガペインが転送可能で、実体があるのか無いのかイマイチ不明確なのも、ロボット戦闘モノとしては雑音でした。
③、敵は実体があるのですが、何か釈然としない感じでした。設定上、悪意が表に出てくるタイプでは無い上に、小競り合いを繰り返して味方側が段々追い込まれていく消耗戦を延々としているので、戦闘にカタルシスが足りませんでした。
ただ、色々欠点を挙げ連ねましたが、テーマの電脳人間の苦悩は良く描けていたと思います。
舞浜サーバの設定は、不気味でとても良かったです。当時流行したタイムスケジュールシステムのゲームみたいでした。
ゲーム内時間の経過に従ってゲーム内キャラが実際に生活しているような挙動をするシステムのゲームを当時夢中で遊んだ覚えがあります。PS2のラジアータストーリーズとか好きでした。
エックスBOXでアクションゲームとして展開していましたが、日常パートをゲーム化する予定もあったのかな?今となっては謎ですが…。
描きたいテーマをやり切った作品は、印象に残る様です。近いうちに映画が公開されるそうですが、蛇足にならないか心配です。
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5話まで観ました。2023.11.01
古い作品ですが、昔リアタイしてました。主人公達は現実と電脳の世界を行ったり来たりして戦います。
主人公のソゴル・キョウは、最初、かなりおかしい奴でしたが、物語が進むとともに、その謎も明らかになっていった覚えがあります。
昔観ていて不思議に思ったのは、舞浜に居るときの主人公は、水泳部での過去の不祥事で仲間達とギスギスしていたのですが、そんな設定いる?という点でした。
これって回収されてたかな?他にも不自然な設定があったのですが、伏線として回収されたか良く覚えていません。
今回はこの辺に注目して観てみようと思います。因みに、OPとEDはアニメ史に残る傑作だと、個人的には思っております。思い出補正かも…。