たナか さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態：観終わった
Methods Of Mayhem
原作はブルアカアズレン擁するYostarの大ヒットソシャゲ。
長尺紙芝居が苦痛なスキップ勢には嬉しいアニメ化。
ゲーム
ローンチから3年半でニートでも厳しいボリューム。札束ゲーではなく試行錯誤が楽しいゲームらしいゲーム。キャラ萌え勢考察勢スキップ勢ガチ勢エンジョイ勢など幅広い層に支持される懐の広さ。新規勢は企業のこたつwikiに騙されないように有志wikiを参照のこと。
アニメ
ソシャゲ云々を除いても傑作。ゲームの意匠を忠実に再現する誠実さ。登場人物らの理解の範疇で進行するストーリー。品質は文句ないがゲームのイベント毎のPVが毎回凄まじい超絶クオリティなのでこれですら正直見劣りするというか。数分の動画と比べてはいけないんだけど。
いかにもアニメ的なキャラデザだが内容は映画的なので海外の方が評価は高そう。個人動画勢は絶賛だがビジネス動画勢はほぼスルー。数字取れないので止むなし。しかしシリーズが長く続けば彼らも取り上げざるを得ないでしょう。現在12章で今期は6章まで。以降はどんどん長くなるテキスト。イベントストーリーもあるのでネタには困らない。萌え勢向けには平和なちびキャラ日常作品「ケーちゃんの絵日記」がYouTubeに。アズレンの反省を活かした同時期放映。ヨースターはマジでいい仕事する。
08
ウェイの憎たらしいこと。山ちゃん流石の名演。
いやー最高でした。上質な映画を観たような満足感。もちろん大幅に削ってるがしゃーない。専門用語も解る範囲で未プレイでもじゅうぶんに楽しめる内容に落とし込んだ手腕に感服。盛るよりも削る方が難しいのに上手い事まとめた感。自社制作ならではの銘品。戦闘要員ではないドクターもきちんと効いていた。
メフィストたちを逃すためロドスを足止めするフロストノヴァの散り際。
「あいつらには私から言っておくよ。」
もちろん生還する気など毛頭ない。
「私は選んだ。この手で、自ら選んだのだ。」
差別され迫害に耐え死を待つだけの哀れな感染者などではなく、
感染者の庇護者として、理想を掲げる者たちの仲間として、なにより自分自身として。
余談
ゲームでのあの歌はフィールド上の全キャラにエゲツないスリップダメージが入るクソ攻撃です。ブレイズは状態異常耐性持ちなので彼女だけは他と比べて動けます。設定を活かしたアニメの描写も最高でした。未プレイ勢には説明不足ダーになるかもだが知らんでも問題ないでしょう。正直このへんはもう読んで無いので素直に楽しめた。課金が前提のゲーム作品なので内容のレベル感は青年誌相当でしょうか。
