退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
新キャラが加わり益々面白さが加速、おすすめ度★★★★☆
響け!ときめき ーーーー。
一期から地続きになっている本作だが、新メンバーに三船栞子、ショウ ランジュ、ミア テイラーの3人が加入。アニメ放映前の彼女達に関する前評判は最悪で、TwitterでもYouTubeでも彼女らに対する批判意見は非常に多かった。
しかし本作はそんな3人に対する悪印象を拭うかの如く別人になっており、ランジュに至ってはTwitterで猛烈に批判を浴びた刺々しい言動が大幅に減り(スクールアイドルをやらず応援だけしている侑に対して当たりのキツイ所はあったが)、ちゃんと同好会を認めつつライバル視してソロ活動の極致を目指すといういいキャラになっていた。
栞子のエピソードも姉とのすれ違いで自分が勘違いしたままスクールアイドルに手を伸ばせていなかった所を姉のひと押しでスクールアイドルになることを決意するという内容はかなり心に来た。
無印を彷彿とさせる『勢いあるライブで全てを乗り切る』という手法が虹ヶ咲でも見られたのも眼福。『TOKIMEKI Runners』は虹ヶ咲初期の全員曲で、同好会9人の原点的な立ち位置でライブを入れてきたのはなかなかに胸熱展開。キャラの掘り下げも1期では個人に対するスポットが当てられていたが2期からはさらに仲の良い模様やユニット結成でのアレコレが見られて非常に興味深い。(某ミリも尺があればユニットの話とか出来たんだろうなぁ…)
不満点はランジュ達が加入するまでに同好会とランジュの対立構図が浅めに描かれていた所と、同好会昇格のくだりや卒業のくだりのテンポの悪さ。そこをR3BIRTH(ランジュ達のユニット)結成話にして欲しかったと思う。
全体的に1期よりよく出来ており話自体はなかなか面白いのだが、逆に8話までがよく出来すぎていて9話以降が尺過多になってしまい、着地点は悪くないが最高に面白いとも言えないのが惜しかった。