かんぱり さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ミステリー風味ファンタジー
はるか昔、魔神を封じた聖者の力を受け継いだ6人の勇者「六花の勇者」が目覚めようとしている魔神を封じるため動き出す・・
で始まる物語。
相手に勝つためには手段を選ばない、地上最強が口グセのアドレットと、ピエナ王国のナッシェタニア姫が六花の勇者に選ばれ、他の六花の勇者と合流するために旅をして、徐々に仲間が集まっていく展開は先が気になる感じで面白く見ることができました。
キャラの中では、他人を信用せず独りで魔神を倒そうとするフレミーが好きでした。
このまま勇者が徐々に集まって魔神を倒す物語なのかなと思ってたんだけど・・
え!?六花の勇者がなぜか7人いる?
誰か1人が偽物で敵なんだけど、誰が敵なのか勇者たちが疑心暗鬼になりながらも各勇者の証言や状況証拠などを考えながら推理していく展開になって、私も一緒に考えたけど全然見当もつかないし本当に誰なんだろうって思いながら見てたら。。
え、もう最終話なんだけど!?
魔神を倒しに行くどころか、魔族の地の入口のところで7人目の偽勇者が判明したところで終わっちゃったので、この展開は賛否あるとは思うけど、私としてはミステリーパートはなかなか楽しめたので良かったです。
最後の最後でまた勇者が増えて再び7人になって、なにこの展開って思いつつも、なんとなく先が気になっちゃったので見終わった後にWiki見てみました。
・・え?・・・うわ・・・そうなの?・・・
なかなかの衝撃の事実でした。結構ダークな物語なんですねこれ。
どうやら原作自体も途中で中断されてだいぶ経つみたいで、色々考えるとアニメはここで終わりにして良かったのかもしれないなと思いました。