エイ8 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
とりあえず鳥肌立った
『ワールドダイスター』(英語: World Dai Star)は、日本のメディアミックスプロジェクト。
2023年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送された。
当プロジェクトでの劇団の一つである「シリウス」の前日譚的な焦点を当てた内容となっている。(wikipedia)
タイトル的に「ダイ(Dai)」に意味があるのかどうかわからなかったので一応調べてみたんですが一応イタリア語で
[間]そら行け, さあ行け;頼むよ
みたいな意味あるそうなので「さあ、スターになろう!」的意味合いも込めてるのかもしれませんが、多分単純に日本語の「大」が由来でしょうかね。
一話を見た時はなんじゃこのディティール適当すぎるアニメは、という感想でした。何で鳳 ここな(おおとり ここな)の受験に静香(しずか)が付きそうことが出来るねんとか思ってましたのでラストシーンでは鳥肌が立ちました。もっと女子達がきゃぴきゃぴする美少女〇物園的な作品だと思ってたのにこれひょっとしてホラーなの?と。
ただ静香はお化け的な立ち位置ではなくどちらかというとここなのスタンド的なポジションですね。どういうわけか他の人にも見えるようになってましたし、何なら自我が芽生えて独立するような流れになってもいましたけど最終的な落としどころをどこにするのかは見えてきません。ここなの「センス」として最初は別々でリンクすることに強みがあったのに、これを無くしてしまうとなると「センス」とはなんぞやという根本問題になりそうな気も。
そして本作はやっぱり美少女動〇園。男性なんてここなのお父さんしか出てなかったんじゃないですかね。ちなみに女子キャラばかりといえど実質「女性」は人っ子一人出てこない類のアニメです。ギスギスジメジメしたところは一つも出てこないのでそういう意味では安心して見れます。カトリナ・グリーベル (Kathrina Griebel)だけは序盤でツンツンしてましたがあっさりとデレてしまいましたし。
作画はぬるぬるしてるように見せかけていますが全然してしてないです。演技中なんかは小刻みに動かしているのでセル画数が多そうに感じますが多くありませんwコマ送りで確認するとわかります。
ゲームアプリ発売が前提としてのメディアミックスアニメなようで、最終話にはおそらくゲームで活躍するであろうキャラが数人出てました。ただこれ、どうやってゲームとして遊ぶんだろう……