大重 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:途中で断念した
きらら系の女の子が可愛いだけの作品に興味は… いやクオリティ高いぞ
さて、きらら系はちょっと久しぶりのような気が。
定期的にアニメ化するものの、ただ女の子が可愛いだけの作品というのはいまいちに感じることが多く、切る候補として見たのですが…。
本作はクオリティ高いですね。
作画が綺麗で、絵が可愛いです。
コミカルな描写などもあって動きがあり、面白さがあります。
主人公の陰キャっぷりが共感できるし、宇宙人ちゃんは果たして? というところで…。
まあ本当に宇宙人であるより、何らかのトラブルを抱えた娘の方が感動的な内容になりそうな気もして先が楽しみになりました。
可愛いだけなら興味はないですが、その可愛さが突き抜けて可愛ければ今度は興味が出てくるのです。
そういうことで本作は可愛さ一点突破で視聴レベルを突き抜けましたね。
スタジオ五組はいつも文句をぶーぶー言っていますが、本作は全く問題なし。
非常に素晴らしいです。
今後宇宙開発系の内容を真面目にやったら、内容でまでクオリティが高まるかもしれませんね。いや流石にそういう内容では無いかな?
とはいえ、今期は本数が多すぎなので諦める可能性はあります。
でも高優先順位です。
5話あたり 3.9
途中まで見たのですが本数が多く見きれないので、どれを切るか悩んで、断念。
別に悪いわけではないですが、うーんまあ期待が重すぎましたかね。
昔のエロゲーのロケットの夏は面白かったなぁ、とか。
主人公が陰キャなのはぼっちざろっくを思い出すなぁ、とか。
優秀な先人を思い出して勝手に期待を高めてしまったかもしれません。
しかし主人公の陰キャっぷりがリア充になっていくに連れて無意味になっていくので、やっぱりボッチな人気というのはぼっちちゃんのように面白いキャラじゃないと成立しないものだと思いました。
後はロケットの夏が秀逸だったのは、科学水準を上げたのか下げたのか、学生でも本当に宇宙に行けるロケットが作れるというフィクションを入れたんですよ。
だから本当にロケットは飛ぶし、そこに感動や成果が生まれる。
何となく科学的な気分にも浸れる。
リアルだったらできるわけない、で終わりですよ。
リアルに頑張るならNASA就職を目指して英語や鍛錬を死ぬほど頑張るべきで、コミュニケーションが苦手とか言っていられない。
肉体も頭脳もコミュ力もすべてが超人クラスにならないと宇宙を目指す資格は無いのです。
ある程度まで加速すれば魔法で宇宙に帰れる、とかフィクションを入れて女子高生が達成可能な目標にして、後は帰る帰らないの心のつながりがどうこうといった心の繋がりメインの話にした方が良かったと思います。