くまごろう さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
⭐️ゆるゆる系かつ爽快。見るものがないと見てしまう。
視聴完了
全12話
ジャンル
異世界転移
だけど冒険はしない
タイトル由来
くま(主人公)くま(左手)くま(右手)ベアー(かけ声?)
設定
現代日本、
転移先の世界は剣と魔法のファンタジー。
タチの悪い権力者が多め
ストーリー展開
主人公ユナは、廃ユーザーレベルでプレイしているゲームをいつも通りログインしたところ、ランダムでボーナス装備を受け取れるイベントが発生、強力なクマ装備を取得したところ、そのゲームの中に転移する事に。
クマ装備はエンドユーザー向けの最強装備かつ成長もする。
元の世界で他人と深く関わらないで生きてきた主人公は、異世界でとある女の子をモンスターから助けたことをきっかけに、その世界を広げていく。
1期は領主との出会い、助けた女の子フィナの両親の話、王都での新たな出会いと、ついでに王都の危機を救う、飲食店のオープン、クラーケンの討伐と港町との国交樹立。
こう書くと精力的に冒険しているように見えるが、基本ユナがやりたいことをやっているだけであり、大体は食べ物がらみ。
感想
総評100点
良かった点
くま、キャラ、ストーリー
悪かった点
特になし
レビュー
まず熊が可愛い。
ユナが召喚する2匹のクマが、序盤のレベルアップ後からほぼ常に出てくるのだが、そのクマが可愛い。
設定はよくあるなろう系で、異世界にチート能力を得て転移するものなのだが、いわゆるなろう系アニメとは全く違う。まず転移でありこれまでの経験や能力をうまく使っている場面も多く説得力がある。またゲームの世界には複雑な設定がないため説明不足になることはない(魔法についてはユナが使うものがチート能力クリエイトマジックなので説明する必要がないし、モブキャラは当たり前に使っているのでこちらも説明する必要がない)。貴族絡みの話しもあるが、こちらはキャラが出てくるタイミングで説明が入るのでわかりやすい。
その上でユナがとても良いキャラで、自分のやりたいことだけをやっている感じが爽快。
やってることも無双しているだけなのだがいやらしさが無く、最後のまとめもこれまで積み重ねてきたユナの成果によるフィナが自分の存在意義を悩む話しと、現実世界での他人と絡まなかったユナの話がとてもいい感じの結末となっており、文句をつけるところがない。
重くなくゆるゆる系なのに爽快感もあり、キャラも良く可愛い。何度でも見たくなる作品。
アマプラで見られなくなったら即Blu-ray買います。