たくすけ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
アル中クズ「酒!酒!酒!」
こんなセリフは無いんですけどね。
それとあやかというキャラは出てきません。
あまり好きじゃないキングレコードが絡んでるアニメ。
人外の生命体と戦う呪術廻戦系統のアニメ。
敵が妖だろうがモンスターや悪魔だろうが私は同じカテゴリーだと思ってます。この手のアニメは多いですね。
「呪術廻戦がバズったから似たような路線のアニメ作ったろ!」みたいな感じなのでしょう。
ストーリーは島にやってきた主人公と住人の交流と島を襲う妖とのバトルがメインかな。
バトルはそんなに多くないし、男キャラが多くその絡みが多いので野郎から見ると退屈に感じるかも。
終盤に出てきた火の竜に対して主人公が水の竜に変身したのは悪手だと思う。
いきなり巨大生物同士の戦いになると自分はついていけない。
仮面ライダーの最終話だけウルトラマンみたく巨大化するようなものだと思って下さい。受け入れるの無理じゃないですか?笑
最終話に怪獣大決戦みたいな事やりだしたタブー・タトゥーを思い出した。
このアニメは沙川尽義という緑髪のキャラが毎回酒飲んでる上に、どうしようもないクズって感じでとにかくこいつの印象が強すぎたww
「こいついつも酒飲んでるな」という感想が1番最初に出てくる(笑)
終盤、命を懸けて島を守るのだが特に残念には思わなかったですw
鞍馬の弟子に
「(良い思い出)一つもありませんよね」
「あの人、本当どうしようもない人でしたから」
と言われてたのがこのアニメで1番笑いました(笑)
死んでそんなこと言われる人なかなか居ません。
最終話のストーリーがその尽義を生き返らせる話なのだが、「え?そんな最終話なの?」と思いました。
スケールの大きいバトルしてた割には弱い最終話だしバトル要素はどこ行ったんだろうなと。
何をメインに見せたかったのか分からなかった。
島が舞台だからファフナーみたくなるのかと思ったけどそんな事はない。
アル中が良くも悪くも浮いていて主人公のキャラ食ってる。
設定もストーリーもキャラもいまいち薄い。
バトル要素が目立ってないので、いっそバトル無くても良かった気がする。
夏目友人帳とか不機嫌なモノノケ庵とかの感じ。
バトルも日常パートも両立させるなら、もののがたりくらいはメリハリ付けて欲しい。
作画は良かったです。
OPは良いのだが同じくangelaが歌った「最強陰陽師の異世界転生記」のOPと雰囲気が被ってる。
和のテイストは好きだし、どっちの作品も方向性は間違ってないけど今年の冬アニメの曲と似たような曲になってるのは残念なところ。
angelaは良曲多いし上手い。ファンじゃないけど好きですよ。
キンレコのオリアニは今回もいまいちだった。
冬が時代遅れのマジカルデストロイヤーズ、春は全体的にチープなマージナルサービスだったけど、この2作品よりはマシだったと思う。
レコード会社だからってタイアップの事ばかり考えてるだけでは駄目んだんですよって言ってあげたいw
声優さえ豪華にしておけばいいと思ってる感が凄いが、声優が良いだけで評価が良くなるという時期じゃないと思う。
ポプテピピックがウケたから勘違いしてるのでは?